杏林大学医学部の概要
私立大学(学校法人杏林学園)
偏差値:65.0(65〜70位/医学部82校中)
共通テスト得点率:84%
ボーダーライン:64以上
定員:117名
医師国家試験合格率:新卒 2023年 96.4%、2022年 94.0%、2021年 96.7%
全体 2023年 93.3%、2022年 90.7%、2021年 93.6%
現浪比 非公表
男女比
【2023年度】男:40.7%、女:59.3%
【2022年度】男:53%、女:47%
【2021年度】男:60.7%、女:39.3%
【2020年度】男:57.6%、女:42.4%
【2019年度】男:65%、女:35%
医学部以外の設置学部:外国語学部、総合政策学部、保健学部
【三鷹キャンパス】
住所:〒181-8611 東京都三鷹市新川6-20-2
TEL:0422-47-5511
アクセス:吉祥寺駅南口バス乗り場(6番、7番)20分
建学の精神:眞・善・美の探究
優れた人格を持ち、人のために尽くすことの出来る国際的な人材の育成を目指している。
「眞」真実・真理に対して謙虚であるとともに、自ら進んで学び、研究すること。
「善」倫理観を持ったよき人間性・人格を形成。他人に対してやさしく、思いやる心を持った人格を自ら築き上げて、人のために尽くすこと。
「美」真理に対し謙虚に学ぶ姿勢を持ち、他人を尊重し、自らの身を持するのに厳しく、美しいものを美しいと感じる感性を磨くよう努めれば、自然に美しい立派な風格のある人間に成長していくこと。
ADMISSION POLICY
(1-1)生涯を通じて医師として他人のため、社会のために奉仕する強い意欲をもつ人
(1-2)生命の尊厳を尊ぶ心をもつとともに、高い倫理観と豊かな人間性を備えた人
(1-3)柔軟な思考力と知的探求心をもち、生涯を通じて医学の修得・研鑽に熱意をもって取り組める人
(1-4)協調性と高いコミュニケーション能力をもち、周囲の人と良好な関係を築ける人
オープンキャンパス日程:7月5週目〜8月1週目ごろ
杏林大学医学部の学費
学納金(2023年度)
初年度:9,500,000円
入学金:1,500,000円
授業料:3,000,000円
教育充実費:-円
委託徴収金:590,700円
その他:5,000,000円
6年間の総額:37,590,700円
※初年度のみかかる費用は、学生教育研究災害傷害保険料が4,700円、杏会(保護者会)費が300,000円、学生会費が136,000円、同総会費が150,000円です。
杏林大学医学部の入試情報
倍率(一般前期):13〜25倍前後
入試日程:2月2週目ごろ
入試科目(一次試験)
数学(100)
理科(150)
外国語(100)
合計(350)
入試科目(二次試験)
面接(-)
小論文(-)
合計(-)
合格最低点:非公開
面接:面接官2人、受験生1人 10分程度
小論文:テーマ型/800文字
杏林大学医学部の科目別受験対策・勉強法
杏林大学医学部の試験問題の各科目ごとの傾向と対策を記します(2023年現在)。
英語
-傾向-
大問4題構成で、難易度は標準的なレベル。
2013年以降は大問1に文法の空所補充問題が出題されている。内訳は例年15問前後。
大問2は会話問題で、例年平均的に5問前後。
大問3に誤文訂正問題が例年出題されており、問題数は約10問。
大問4に長文問題が2題、問題数の内訳は例年20問前後出題されている。
長文問題の内容のほとんどが医療系である。
-対策-
知識系の問題が多く、その分野の知識が無い場合の頼みの綱は正確な読解力であることからも、読解力を常日頃念頭に置きながら学習を進めよう。それにプラスして、問題を解くための時間的余裕を設けるためには「正確」さもさることながら「読む速度」も重要であるため、速読能力も必要となる。過去問や長文問題集に取り組む際は、タイマーなどを用いて残り時間を意識して問題を解くようにしよう。
医系テーマの長文がよく出題されるため、医学関連の長文を読む訓練をしよう。
医療系の長文対策としては、『キクタン【医学部受験】』、『医歯薬系の英単語』などの単語帳がおすすめ。
内容が医療系以外の長文に登場される単語も難易度の高いものがあるため、『Target1900』など1冊の単語帳を丸一冊マスターしてしまうくらいの気概で何度も繰り返し暗記を繰り返そう。
求められる英文法のレベルは、標準レベルであるが、誤文訂正の問題が出るため、正確な文章の構造とそれに伴うロジックをしっかり理解しておく必要がある。そのため『Forest』などの参考書を常に傍に置き、疑問点や新しい学びがあるたびに頻繁に解説を参照しながら学習を進めていくとよい。
会話問題対策も必須であるため、大学受験対策に特化した会話の問題集を一冊仕上げよう。
数学
-傾向-
60分、大問4題。
マークシート方式。
微分積分や図形問題を中心に幅広く出題されている。
複素数平面の大問も頻出。
複数の単元が組み合わされた融合問題の形式で出題されることがほとんど。
-対策-
教科書レベルの標準的な問題を速く正確に解く訓練を怠らないこと。
『チャート式』や『フォーカスゴールド』などを用いて、さまざまな問題のパターンを覚え、よく見るパターンの問題は解法がすぐに閃くまでに持っていくほど、反復演習をしよう。
一つの解法だけで満足せず、家庭教師や個別指導など数学の質問ができる人がいれば、別のアプローチでの解法も質問してみよう。
物理
-傾向-
マークシート方式。
理科2科目で100分。
難易度は標準的。
穴埋め式の問題が多い。
大問4題(大問の中に小問として複数のテーマで出題されていることもある)。
2015年度までは力学、電磁気学、熱力学、波動の4分野から各1問出題されており、2016年度は原子の分野からも出題されている。
-対策-
理解力、考察力を問題を通して問われるため、答案の正解、不正解だけではなく、その問題に対してどれほど深く理解しているかを常に念頭に置く必要がある。そのため、広く浅く問題量をこなすスタイルの勉強法よりも、1冊の問題集を何周もしながら徹底的に理解を深めていく学習姿勢が望ましい。
定義や公式、概念を理解することも大事であるし必要最低条件ではあるが、それを自分の言葉で説明できるか、場合によっては図示することができるのかを常に念頭におきながら学習をし、理解を深め抵抗。
時間配分を間違えると取り返しのつかない痛手を負うことになるため、過去問演習の際は、時間を計りながら取り組もう。
定められた時間内に完璧な解答ができないこともあるが、それでも合格する受験生は合格している。つまり、最初の段階で捨てる問題と、完璧に正解できる問題の見極めが重要となるため、問題の見極めと自分の得意、不得意分野を客観的に理解しておくことが大切。
化学
-傾向-
マークシート方式。
理科2科目100分。
例年大問3題で構成されている。
標準レベルの問題が多い。
理論・無機・有機と満遍なく出題されるが、無機に関しては毎年1題出題されている。
有機分野では分子式、構造式だけでなく計算問題も出題される。
-対策-
レベル的には標準レベルの問題が多いものの、受験時には難問も解けるようにしておきたい。とはいえ難問問題集よりもまずは標準的問題集を反復して、理解度を高めていく必要がある。難問にももちろん対策する必要があるが、まずは基礎がしっかりと定着してからにしよう。
公式を暗記するだけではなく、その理由もきちんと説明できるよう訓練しよう。
理解度のチェックは『セミナー化学(化学基礎)』を活用すると良い。
特に計算が苦手な受験生は、計算の練習は必須。
無機分野では金属関係、酸化還元、アルカリ土類金属などを重点的に学習しよう。
生物
-傾向-
2科目100分。
マークシート方式。
4題の大問構成。
難易度は標準レベルよりやや難易度高め。
考察問題や計算問題が多い。
空所補充や選択問題も多い。
計算問題は毎年出題されている。
数値計算問題は頻出。
遺伝情報や体内環境は毎年出題されている。
DNA合成における細胞数の計算や遺伝、遺伝情報、系統樹、生態系に関するものがほとんど。
-対策-
基礎レベルの学力は出来るだけ早めに定着させてしまおう。しかる後に、その基礎を幹として資料集を活用して細かな知識を補強していくほか、実験考察問題に取り組んでいくようにしよう。
過去問は出来るだけ早期に取り組めるようにしたい。
小論文
-傾向-
1次試験を突破すると、2次試験には小論がある。
(試験時間:60分、文字数:800字以内で意見論述)
テーマは医療系以外の問題が多い。特に現代社会の問題点に対する認識と考察を問う問題が多い。
教育の意義、社会秩序や安全を守るための規制、いじめ、結婚しない若者、ひとり暮らしの高齢者、最近の大学生、少子高齢社会、最近の若者の内向き傾向、環境破壊、シルバーシート、小・中学生の食生活など。
医療系のテーマであれば、小児・産婦人科の減少、出生前診断、iPS細胞、献血、介護、生活習慣病、良医、患者中心の医療、喫煙についてなど。
また、人としてのモラルや生き方などを問う問題、教育に関連するテーマも出題される。寛容の精神、嘘も方便、リーダーシップ、人を疑う、諦める、自己犠牲、不言実行、弱肉強食、人を評価する、流行を追う、信念を貫く、ゆとり教育、さわらぬ神に祟りなし、普通に生きること、伝統を守ること、思い通りにいかない人生、働くことの意義、褒めて育てること、、高校生の理数科離れなど。
-対策-
一文テーマ型で医療者としての姿勢に関わるテーマの出題が続いている。それらのテーマを医師・医療者の立場で考える訓練を重ねておきたい。制限字数が800字という字数であるので、論理破綻を来たすことがないように、構成をしっかりと組み立ててから文章を作り上げる練習も必要になる。結論の段落、現状・前提を紹介して分析する段落、さらに分析を加える段落、というように文章における各段落の役割を意識して構成を立て文章を作成していく練習を繰り返しておこう。なお、本学は過去問題の入手が比較的容易であるため、過去問題を中心にした練習を積み重ねておくことが一番の対策になる。
2014年
学校や職場における「いじめ」について、自分の考えを述べる。(一般)
2015年
「うそも方便」ということわざについて論じる。(一般)
「競争社会」について自分の考えを述べる。(センター利用1日目)
「表現の自由」について自分の考えを述べる。(センター利用2日目)
2016年
「褒めて育てる」ということについてどのように考えるか。(一般)
「社会の秩序や安全を守るために規制を設ける」についてどのように考えるか。(センター利用1日目)
「素質と環境が子供の成長に及ぼす影響」についてどのように考えるか。(センター利用2日目)
2017年
「人生、思い通りにいかない」ということについてどのように考えるか。(一般)
「教育」の意義についてどのように考えるか。(センター利用1日目)
「働くこと」の意義についてどのように考えるか。(センター利用2日目)
2018年
「さわらぬ神に祟りなし」ということわざについて。(一般)
「普通に生きる」ということについて(センター利用1日目)
「伝統を守る」ということについて(共テ利用2日目)
2019年
「人を評価する」ということについて(一般)
「流行を追う」ことについて
「信念を貫く」ということについて
2020年
「自己犠牲」ということについて(一般)
「不言実行」ということについて(共テ利用)
「弱肉強食」ということについて
2021年
「寛容の精神」について(一般)
「リーダーシップ」について
「人を疑う」ということについて
「諦める」ということについて(共テ利用)
2022年
「組織と個人」について(一般)
「権利と義務」について
「妥協する」ということについて
「朝令暮改」について
2023年
「愚直であること」について
「幸福である」について(共テ利用)
「情けは人のためならず」ということわざについて
-対策-
新聞、テレビ、教科書などで取り上げられる身近なテーマが多いものの、自分なりの意見、見解がないと、いきなり問われてもなかなか1時間以内に800文字を書き切れるものではない。したがって、時間を測りながら書く訓練とともに、普段から新聞やニュースでよく取り上げられるトピックスを題材に、自分だったらどうコメントをするのかと考える訓練をしておこう。その際、100%自分のオリジナルな考えにこだわるよりも、現代社会の教科書などを傍に置き考えるヒントとすると良い。
様々な質問に答えられるよう準備をしたとしても、それでも準備をしていなかった想定外の質問が来ることもある。その際も取り乱さず落ち着いて冷静に考え、取り乱さないようにしよう。むしろ想定外の質問で動揺してしまうと、今まで落ち着いて返答していた質問に関しては「準備していた」とみなされ、準備をしていない(暗記をしていない)質問には弱い(=アドリブに弱い)受験生と判断されてしまいマイナスになりかねない。
2次の小論文の終了後、アンケートに答える。
医学部および大学志望理由、家族構成、クラブ活動、長所、短所、アルバイト経験の有無、海外留学の有無、学費負担者等
面接
面接内容(質問内容・面接の進行など)
◆医学部/本学志望理由
◆自己PR
◆医療事故関連で気になるニュース
◆本学のイメージについて
◆本学医学部のカリキュラムについて知っていること
◆将来どのような医師になりたいか、何科に進みたいか
◆医師の職場を見た事はあるか
◆高校3年間の自己評価
◆出身高校はどのような高校か
◆事前アンケートの内容について
◆小論文の内容について
◆予備校について⇒浪人中の生活
◆苦手科目の克服法
◆受験校すべてに合格したらどうするか
◆併願校⇒その合否、去年杏林を受けたか
◆最近関心のあること
◆自分のセールスポイント
◆辛い時の乗り越え方について
◆自分の長所と短所は何か、その長所は医師になった時に活かせるか
◆調査書の内容(欠席等)について
◆高校生活や成績について
◆受験状況について
◆医師に必要な素質
◆臨床と基礎どちらを学びたいか
◆入学後の生活について、勉強以外でしたいこと
◆なぜ浪人したと思うか
◆現役時代の勉強で足りなかったと思うこと
◆留学を志望するか
◆部活動、ボランティア活動から得たもの
◆大学に入ったら部活に入るか
◆技術のない医師はどうしたらよいか
◆杏林大学の救急医療の特徴
◆得意科目、不得意科目
◆良医とは
◆世間で話題になっていること
◆30年後の自分はどうなっているか
◆医療現場でミスは許されないが、どうすればなくせるか
◆医療現場は良かれと思ったことでも訴訟になることもあるが、その時はどうするか
◆患者さんとのコミュニケーションを円滑にするためには何が必要か
◆医師のワークライフバランスについて
◆冷たいが腕がいい医師、温かいが腕が悪い医師、あなたが院長ならどちらの医師を担当させるか(患者が自分の祖父の場合、総理大臣の場合等)
◆(再受験や多浪の場合)これまでの経歴、大学を辞めて後悔はないか
◆体力はあるか
◆医師のいうことを聞かないモンスターな患者が来たらどう対処するか
◆患者さんがお礼に何か持ってきた。あなたなら受け取りますか
◆今までの人生で幸せだったこと・不幸だったこと
◆留学生の減少について
◆医師という職業についてどこが良くて、どこが悪いところだと思ったか
◆(父が医師であると面接シートで書いた場合)お父さんから、医師をしていてやりがいを感じた話を聞いたことがあるか、逆に苦労した話を聞いたことがあるか
◆あなたが救命隊員になったとして、80代のまだ生きる見込みのある女性と、10代のもうとうてい生きる見込みのない女性の2人に遭遇したらどうするか
◆少子化による出生率の低下に関してどう思うか
◆コロナ禍の現状における大学生活についてどうやって友人などを作っていくか
◆コロナ禍において、何かよいことはあるか
◆気になった社会問題
◆医師の倫理観について
◆SNSでの誤情報をどう見極めるか
◆少子高齢化が進む中、何かよい面はあるか
◆もうすぐ死にそうな人がたばこをやめないとき、どう言葉をかけるか
◆高額な薬代についてどう思うか
◆保険適用外の新しい治療がうまくいかなかったときどうするか
◆ストレス解消法について
◆現在、コロナの重症患者を救うための人工呼吸器が1台しかない。そこに若い重症患者と高齢の重症患者が運ばれてきた。救命救急医としてあなたはどう対応するか
◆「命を助ける」とはどういうことか
◆将来の抱負、希望
◆感銘を受けた本とその理由
◆一般学識ー医療崩壊、僻地医療
雰囲気・後輩へのアドバイスなど
◆小論文の前に面接シートを記入するため会場へは早めに行った方がいい(書き終わってなくても回収される)。
◆小論文の内容について聞かれたので、要旨を簡潔に頭の中でまとめておくとよい。
◆予想外の質問をされても対応できるように練習しておいたほうがよい。
◆受験番号が後ろの方だと、待ち時間がとても長い。
◆調査書の内容、面接前のアンケートの記入内容からも質問される。高校卒業後の履歴、どのような大学生活を送りたいか(具体的に)、自己PR(ボランティア活動・海外経験・特技・趣味等)、クラブ活動(自分の役割も含めて)などしっかり書いておくこと。
◆単なる受け答えだけではなく、その受験生独自の考えを聞きたがっている
-傾向-
1次試験を突破すると、2次試験には面接がある。
10分前後
よく聞かれる質問:志望理由、なぜ医師を志したか、自己PR、親の職業、併願校、学費の支払い、最近読んだ本、高校生活でがんばったこと、調査書の内容から成績や出席などの質問、自分の長所と短所、高校時代の部活動、特技や趣味、(留学していた場合)留学経験について、理想とする医師像、チーム医療について、希望する診療科、医師の働き方改革について、医師不足の解決策、(浪人生の場合)浪人した理由など。
-対策-
自分自身のキャラクター設定と将来像、価値観をしっかりと固めた上で、志望理由を考え、志望理由書に落としこむこと。これを元に質問をされることが多い上に、準備していなかった突発的な質問に対しても自ら設定した人物像(キャラクター)の人間だったら、「このように考えるだろう」と考えやすい。
たとえば「人の幸せに奉仕することが何よりも生きる喜びなので、自分は将来人々に寄り添える医療従事者を目指したい」というキャラクター設定で志望理由を書いた場合は、「地域医療に関して」「高齢者医療に関して」「チーム医療に関して」などの質問がきたとしても、「他者への貢献に喜びを感じる自分」だったらどう答えるだろうと考えやすい。
新潟県地域枠選抜
杏林大学の一般選抜では、将来医師として新潟県内の地域医療を担おうとする気概と情熱に富んだ入学者を選抜することを目的として新潟県地域枠選抜を実施します。新潟県地域枠選抜での入学者には、新潟県と新潟県厚生農業協同組合連合会が資金を拠出し、(公財)新潟医学振興会から新潟県医師養成修学資金(6年間合計3,700万円)が貸与されます。9年間、新潟県が指定する医療機関等に医師として従事すると修学資金の返還が免除されます。
東京都地域枠選抜
杏林大学の一般選抜では、将来医師として東京都の小児医療、周産期医療、救急医療、へき地医療に貢献したいと考えている東京都在住または東京都内の高校の卒業(見込)者を対象とし、熱意と素質を持った入学者を選抜することを目的として東京都地域枠選抜を実施します。
東京都地域枠選抜での入学者には東京都から東京都地域医療医師奨学金(修学費:6年間合計3,700万円、生活費:6年間合計720万円)が貸与されます。9年間、東京都の指定する医療機関で医師として従事すると修学資金の返還が免除されます。
杏林大学医学部の倍率
2015年度 24.1倍
2016年度※ 22.5倍
2017年度 23.5倍
2018年度 19.4倍
2019年度 14.3倍
2021年度※ 13.3倍
2022年度※ 13.7倍
杏林大学医学部の前期試験の倍率や定員は、上の表の通りとなっています。なお、2016年度のデータの一部には地域枠の値が含まれています。
また2021年度は、東京都の地域枠選抜と合算したデータ、2022年度に関してはさらに新潟県の地域枠選抜も合算したデータとなります。
その他
数学は、時間配分でミスをする受験生も多い。「家で落ち着いて取り組めば解けたのに」と後悔する受験生が多いことからも、特に数学に関しては、過去問に取り組む際は時間配分も念頭に入れよう。また、計算問題もできるだけ効率良く解くために常日頃工夫をしながら解くようにしよう。
*[1次試験]ベルサー新宿グランド、ベルサール東京日本橋のいずれかを指定
*[2次試験]三鷹キャンパス
2023年 杏林大学医学部 合格上位高校
巣鴨(東京)9人
海城(東京)6人
桐朋(東京)6人
栄東(埼玉)5人
学芸大付(東京)5人
白百合学園(東京)5人
吉祥女子(東京)4人
豊島岡女子学園(東京)4人
立教女学院(東京)4人
早稲田(東京)4人
湘南白百合学園(神奈川)4人
日比谷(東京)3人
大妻(東京)3人
暁星(東京)3人
城北(東京)3人
東洋英和女学院(東京)3人
広尾学園(東京)3人
雙葉(東京)3人
桐蔭学園中教(神奈川)3人
江戸川学園取手(茨城)2人
所沢北(埼玉)2人
開智(埼玉)2人
西武学園文理(埼玉)2人
市川(千葉)2人
渋谷教育学園幕張(千葉)2人
専修大松戸(千葉)2人
東邦大付東邦(千葉)2人
筑波大付(東京)2人
国立(東京)2人
鷗友学園女子(東京)2人
学習院高等科(東京)2人
学習院女子高等科(東京)2人
攻玉社(東京)2人
国学院大久我山(東京)2人
国際基督教大学(東京)2人
駒場東邦(東京)2人
芝(東京)2人
頌栄女子学院(東京)2人
東京女学館(東京)2人
東京都市大付(東京)2人
三田国際学園(東京)2人
武蔵(東京)2人
慶應義塾(神奈川)2人
サレジオ学院(神奈川)2人
逗子開成(神奈川)2人
聖光学院(神奈川)2人
桐光学園(神奈川)2人
日本女子大付(神奈川)2人
浜松日体(静岡)2人
愛知淑徳(愛知)2人