日本医科大学医学部の概要
私立大学(学校法人日本医科大学)
偏差値:70.0(20〜25位/医学部82校中)
共通テスト得点率:85%
ボーダーライン:70以上
定員:121名
医師国家試験合格率
新卒 2023年 98.2%、2022年 95.6%、2021年 95.9%
全体 2023年 96.7%、2022年 94.2%、2021年 94.5%
現浪比 現役58名:1浪55名:2浪9名:3浪以上(大卒含む)3名(2023年度入学者データ)
男女比
【2023年度】男:48.8%、女:51.2%
【2022年度】男:56.9%、女:43.1%
【2021年度】男:54%、女:46%
【2020年度】男:63.5%、女:36.5%
【2019年度】男:57%、女:43%
【千駄木校舎】
日本医科大学千駄木校舎
03-3822-2131(代表)
〒113-8602
東京都文京区千駄木1-1-5
アクセス:千駄木校舎は地下鉄および都営線の各駅より徒歩10分以内の立地にあります。
・東京メトロ千代田線千駄木駅及び根津駅より徒歩8分
・東京メトロ南北線東大前駅及び本駒込駅より徒歩8分
・都営三田線白山駅より徒歩10分
【武蔵境校舎】
日本医科大学武蔵境校舎
(日本獣医生命科学大学と同敷地内にあります)
TEL:0422-34-3394
住所:〒180-0023 東京都武蔵野市境南町1-7-1
アクセス:JR中央線武蔵境駅より徒歩2分
建学の精神:「済生救民」(貧しくしてその上病気で苦しんでいる人々を救うのが、医師の最も大切な道である)
教育理念:「克己殉公」、すなわち「我が身を捨てて、広く人々のために尽くす」
「愛と研究心を有する質の高い医師と医学者の育成」
ADMISSION POLICY
1.医学を学ぶ目的意識が明確で、医師、医学者となるに必要な知識・技能の獲得のために自ら努力する人
2.生命倫理を尊重し、医学を学ぶための知識・知性および科学的論理性と思考力を備えた人
3.病める人の心を理解し、相手の立場で物事を考えることができ、主体性を持ちつつ協働して学ぶことのできる人
4.社会的な見識を有し、周囲との協調性を尊重しながら、自らを表現し、判断できる人
5.世界の医学・医療の進歩と発展に貢献する強い意欲のある人
オープンキャンパス日程:8月3週目ごろ
日本医科大学医学部の学費
学納金(2023年度)
初年度:4,500,000円
入学金:1,000,000円
授業料:2,500,000円
教育充実費:-円
その他:1,000,000円
6年間の総額:22,000,000円
※日本医科大学医学部では、入学金と授業料のほかにも、学友会費、父母会費、
同窓会学生会員入会金、同窓会賛助会費がかかってきます。いずれの料金も初年度のみかかる費用となっており、合計すると290,000円がかかることになります。
日本医科大学医学部の入試情報
倍率(一般前期):11〜27倍前後
入試日程:前期試験:2月2週目ごろ
入試科目(一次試験)
数学(300)
理科(400)
外国語(300)
合計(1000)
入試科目(二次試験)
面接(-)
小論文(-)
合計(-)
合格最低点:不明
面接:個人/面接官3人受験生1人 10~15分程度
集団/面接官3人受験生4~5人 20~30分程度
小論文:テーマ型/600文字 60分
日本医科大学医学部の科目別受験対策・勉強法
大学医学部の試験問題の各科目ごとの傾向と対策を記します(2023年現在)。
英語
-傾向-
試験時間が90分。大問3題。
長文読解は1題だが、単語数は2,000語を超える長い人文・社会系の長文。これに発音・語彙・文法問題と自由英作文からなっている。
長文の内容は人文・社会系に限らないが論説文が頻出で、内容理解力が重視されている。
設問は発音、アクセント、単語、誤り指摘、内容一致、短文完成、同意表現選択、空所補充、同意語選択、指示語指摘、語形変化、内容説明、段落要約、自由英作文と多様である。
2016年度から50語以内の自由英作文へと傾向が変化している。
読解問題の中に文法知識を必要とする問題も出題されている。
読解問題は難易度が高めで語彙レベルも高い論説文が出題される。
2016年度は“Rob Dunn Lab”という専門誌から出題された。
-2023年度入試出題内容-
大問1 発音・アクセント・単語・誤り指摘
大問2 「インポスター症候群の効能」についての長文問題(内容一致・短文完成・同意表現選択・空所補充・同意語選択・指示語指摘・語形変化・内容説明・段落要約) 人文・社会系 約2,000語
大問3 「大問2のインポスター症候群になりやすい状況とその状況を自分に有利になるようにどう利用するか」についての自由英作文
-2023年度入試解説-
大問3題で長文読解は1題だが、単語数は2,000語を超える長い人文・社会系の長文。これに発音・語彙・文法問題と自由英作文も含めて試験時間は90分。
長文の内容は人文・社会系に限らないが論説文が頻出で、内容理解力が重視されている。設問は発音、アクセント、単語、誤り指摘、内容一致、短文完成、同意表現選択、空所補充、同意語選択、指示語指摘、語形変化、内容説明、段落要約、自由英作文と多様である。
-2023年度攻略ポイント-
例年、内容がやや難しいさまざまな分野の長文が出題されるため、多様な分野のかなり長い論説文を読み込む必要がある。また、設問形式も非常に多岐にわたるので、いろいろな形式の問題に慣れることと、日本語での記述も多いので答案作成の練習も欠かせません。
-対策-
長文問題は、専門用語が多い論説文の出題が多いため、語彙力は必須。医学部受験生向けの単語集の『私立医大の英語』などを活用すると良い。
2000ワードを超える長文の出題もあるため、読解のスピードアップのトレーニングはしておこう。論旨を捉えながら読解しておかないと何度も読み返すことになってしまい、それが時間のロスにつながりかねないため、『パラグラフリーディング』や『ロジカルリーディング』などを読み、実践し、読解力アップの対策は取っておくべき。
例年、内容がやや難しいさまざま分野の長文が出題されるため、多様な分野のかなり長い論説文を読み込む必要がある。
また、設問形式も非常に滝にわたるので、いろいろな形式の問題に慣れることと、日本語の記述も多いので答案作成の練習も欠かせない。
数学
-傾向-
試験時間が90分。
大問5題。
大問も様々な分野の入試標準レベル~難関国公立レベルの典型問題が組み合わせて出題される。
計算が重い上にきれいな答えが期待できない問題や、一見すると定型解法が通用しなさそうな問題が出題される。
-対策-
教科書の公式・定理を熟知し、例題のマスターを目指す。
定理の証明・導出も重要。
教科書傍用の問題集で反復練習。
チェック&リピート、青チャート、1対1対応の数学などで発想力を強化。
物理
-傾向-
例年大問4つの構成で、全体で20問、解答のみを答えさせる形式となっている。
理科は2科目で120分。
入試標準レベルで比較的解きやすい問題の中にじっくりと考えないと解けない問題が混ざっている。
1つの大問の中で2つのテーマがあることもある。
出題分野は、力学、熱力学、電磁気学、波動の4分野がバランスよく出題されている。
新課程になってからは2016年度に原子分野からの出題があった。
数値計算あり、近似計算ありと様々な形式で出題される。
-対策-
公式・定理がスラスラと出てくるまで教科書を熟読しよう。
公式は単位・次元を含めて自力で導出できるように。
教科書傍用の問題集を活用して、基本例題・基本問題を演習。
『セミナー物理』または『エクセル物理・総合版』の発展例題・発展問題を2-3周はしておこう。
標準以上の問題攻略に必要な公式の導出を何度も繰り返し。
単振動、力積と運動量保存則など重要な公式を重点的に。
化学
-傾向-
例年大問4題で、全問記述式。
大問は理論1題、有機1題はほぼ例年変わりがないが、残りの大問2問の内容は毎年変わる。
問題全般的に思考力を問う問題から構成されており、医学部屈指の難易度である。
大問4題、小問25題程度なので問題数はそれほど多くないが、計算分量は多い。
思考力を問われる問題も多い。
-対策-
問題によって難易度の落差が激しいため、易し目の問題は確実に解き、堅実に得点を稼いでおかないと命取りになりかねない。したがって早いうちから過去問に取り組んで問題慣れをしておこう。
計算問題は「早く正確に」を心がけよう。ちなみに解答欄に記入するのは、計算結果のみであり、計算の途中過程の記述は求められないため、途中点がもらえない。きちんと最後まで正確に解答できるように日頃から訓練を重ねておこう。
生物
-傾向-
例年大問3題。
2題は典型的な知識問題で、1題は実験考察であることが多い。
計算問題はほぼ出題されない。
高校生物の範囲を逸脱した内容はほぼ問われない。
国公立大学の生物の入試問題と近いものがある。
リード文と設問分とで共通した空欄が使用されることは多い。
実験考察問題は複雑で、リード文が長い。
選択肢を選んだ理由を答えさせる論述問題が出題される。
-対策-
教科書と傍用問題集を併用して、基本知識を盤石なものにしよう。
実験考察問題が頻出なため、基礎的な学習を終えたら問題集の応用問題にも取り組もう。
小論文
-傾向-
2023年度一般選抜(前期)の小論文では、わずかながら、傾向に変化が見られた。1日目では統計資料をみて問題を発見し、その解決策を提示することを求めるものが出題された。一方、2日目は例年通りの短文テーマ型の出題となったが、自身の家族に起こる問題への対処を論じることを求めるものになった。近年では見られなかった出題形式ではあるが、本学の小論文では元々、様々な形式からの出題がなされている上、時期は離れるものの過去にも出題されている形式であった。また、提示された課題資料、文章の中にある本質的な問題を見つけだし、その解決策を考えさせるものであったという意味では、本学を含めて近年の医学部の小論文で頻出のスタイルの中にあるものとも言える。その意味で、一貫して「良医」の持つべき性質を持ちうるか否かを考えさせる、今まで通りの出題であったと言える。
-対策-
本学の特徴は、テーマ型にせよ資料提示型にせよ、一見しただけでは何について論じればよいのかがわかりにくいことが多い。まずは、設問の要求が何なのか、テーマ、資料の中のどこがそのヒントになっているのかなど、出題情報の整理を行うことが重要になる。また、観察力、問題発見力、考察力、問題解決力、倫理観等の医師として持つべき適性を見ようとする課題であることを意識し、自分自身の発想、考察がこれらの適性を示せるものになっているかどうかを確認してから論述するようにしたい。ただし、自らが「良医」になりうる存在であることを示す論述が求められていることでは一貫しているので、自身が書こうとする内容、書き上げた論述がその要求に答えるものであったがどうかを確認しながら論文を仕上げるように心がけたい。また、出題形式が多様であることから、過去問になるべく多く取り組み、内容的な特徴を把握するとともに形式への対応力も身につけておこう。
過去の出題(試験時間:60分)
2023年度 前期1日目
日本人が100人とした場合の、日本の人口、労働、福祉や保健などについての実態を示す、厚生労働省の資料(省略)から、2つ以上の数字を選択して、の本社会の課題とその対策について、あなた考えを600字以内で述べなさい。
2023年度 前期2日目
自分の祖母が健康診断で早期胃癌が発見されたとする。担当医からは外科的に胃切除術を行うことで根治可能であり、手術に伴うリスクも高くないという説明を受けている。しかし、祖母はかたくなに癌治療そのものを拒んでいる。家族のひとりとして祖母にどのように接し、どのような言葉をかけるか、ということについて、自分の考えを600字以内で述べる。
2022年度 前期1日目
猛烈な台風が接近し高齢者が多く入院している山間部の病院を土石流が襲うリスクが高まりました。もし、土石流が発生すれば病院が倒壊する恐れもあるため入居者を安全な場所に移動させなければなりません。しかし、移動により移動により命を失う可能性が高い高齢者もいます。院長は最終的に患者全員の搬送を決定しましたが、結局、土石流は発生せず、一方、患者数名が死亡しました。一部の医師、遺族は院長の判断を激しく非難しました。この事案について考えるところを600字以内で述べなさい。
2022年度 前期2日目
ノーベル賞受賞につながったゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」は農産物や畜産物の品種改良、遺伝子異常に起因する難病の治療などへの応用が期待される一方で、デザイナーベイビーの誕生などの倫理的問題も懸念される、私たちはこのゲノム編集技術をどのように利用していけばよいか、ということについて、自分の考えを600字以内で述べる。
2021年度 前期1日目
私たちが、自由に旅ができなくなくことで失う可能性があるものについて、600字以内で述べなさい。
2021年度 前期2日目
医療の中で真実を伝えることは非常に重要であり、難しいことでもあります。イギリスの医師であったRobert Buckman(1948-2011)はその著者「真実を伝える」の中で「悪い知らせを伝えることは、医療従事者の仕事の中でも特有のことである。もしひどいやり方で行えば、患者や家族は医療従事者を決して許さないであろう。もしふさわしいやり方で行えば、患者や家族は医療従事者を一生忘れないであろう。」と言っています。このことに関するあなたの考えを600字以内で述べなさい。
2019年度 前期
才能とはあなたにとって何か。
2018年度 前期1日目
東山魁夷の絵画「道」を見てから思うところを600字以内で述べなさい。
2018年度 前期2日目
日本の義務教育は「詰め込み教育」→「ゆとり教育」→「脱ゆとり教育」と移行してきた。あなたの考える、理想的な教育について、600字以内で述べなさい。
2018年度 後期
映像「つみきのいえ」を観て思うところを、600字以内で述べなさい。
2017年度 前期1日目
ノーベル生理学賞・医学賞の日本人受賞者の表を見て感じたことを、600字以内で述べなさい。
2017年度 前期2日目
わが国は人口減少期に入っている。1950年から2060年までのわが国の総人口の推移表を見て、 これからの時代、どのような対処が考えらえるか、600字以内で述べなさい。
2017年度 後期(時間は前期より長い90分)
提示された映像の内容を参考に、自分の将来に対する考えを、600字以内で述べよ。
2016年 1日目
近年、集団や組織(企業、スポーツ界など)のトップに外国人が就任する場合が見られるが、必ずしも成功事例ばかりとは限らない。 日本人の得手不得手に触れながら、ガバナンス(統治、管理)のあり方について、600 字以内で述べる。
2016年 2日目
ネズミの背中で再生したヒトの耳の写真を見て、再生医療について思うことを600 字以内で述べる。
2015年 1日目
日本国内の医師偏在の解消に向けて、どのような対策を講じればよいか、自分の考えを述べる。
2015年 2日目
病気治療のため煙草を禁じられた自分の大切な人が、隠れて喫煙していたとき、自分が取る対応を述べる。
2014年 1日目
研究におけるデータねつ造事件が後を絶たない現状について、自分の考えを述べる。
2014年 2日目
1963年から2012年までの、日本における救急出勤件数と、救急車による患者の搬送人数を表した統計グラフを見て、救急医療の課題と対策について述べる。
2009年度(60分)600字以内
課題「医療における偏見」について考えることを600字以内で記述しなさい。
2007年度(90分)600〜800字以内
医学研究の倫理的原則を述べたヘルシンキ宣言とよばれるものがある。この宣言の中の以下の2項目(日本医師会訳)について考えるところを600字以上800字以内で記述しなさい。
「医学の進歩は、最終的にはヒトを対象とする試験に一部依存せざるを得ない研究に基づく。」
「ヒトを対象とする医学研究においては、被験者の福利に対する配慮が科学的及び社会的利益よりも優先されなければならない。」
2006年度(90分)600〜800字以内
以下の文章を読み、下線部に対するあなたの意見を600字以上800字以内で記述してください。
先端医療技術の進歩によって、現代の医学は大きく発展し、かつては不治の病と言われた病態が、早期発見、的確な治療によって感知する例も数多くなっている。特に遺伝子分解やコンピューター解析と関連する技術の進歩はめざましい。さらに、最新の機器の発達は、外科的治療について、より侵襲性を低くして、病人の身体的負担を少なくする方向に進んでいる。
こういった、科学の進歩の一方で、病人の心には、常に一抹の不安が宿り、技術の進歩を信じていても、藁にもすがる思いで、たとえば神仏にすがることもあろう。ベッドに横たわる病人の枕元には、お守りや回復を願うツルの折り紙等が下がっていたり、手術の日には家族が近くの神社やお寺、教会などに無事を祈りに行くことが多く見受けられるのも、ある意味自然なことであろう。
このように、医学の世界では、「科学」という学問が極めて冷静かつ冷徹な感性を必要としている。一方では、その科学の力を受ける人々(病人)は全く対極にある「精神的なもの、人間的なもの」に回帰しようとする心を持っていることもある。医学の世界は、そのような心を暖かく包み、認める感性を求められるのである。
2005年度(試験時間90分)600〜800字以内
2005年4月14日(木曜日)午後5時00分、東京に大地震が起こったと仮定して、その後あなたはどう行動しますか。600字以上800字以内(横書き)で記述しなさい。
面接
面接内容(質問内容・面接の進行など)
【グループ討論】
◆一人ずつ自分のキャッチコピーを言って自己PRし、それについての議論。
◆男性の育児休暇の取得率を上げるにはどうしたらいいか。
◆遠隔医療について。
◆生物多様性と生態系の保全について。
◆精神病疾患の犯罪が罪にならないことについて。
◆チームにおいて大切なものとは何か。
◆人に苦手科目を教える時、どうすればよいか。
◆趣味は持つべきか。
◆英語教育と日本語教育のどちらに力を入れるべきか。
◆リーダーに必要なものについて。
◆医療におけるAI(人工知能)の活用について。
◆ホスピスと在宅ケアについて。
◆患者の自己決定権について。
◆遺伝子操作について。
◆教育現場におけるSNSの利用について。
◆高齢者に対する地域包括援助について。
◆コンビニ受診の問題点とその対策。
◆外国人労働者について。
◆日本の国際貢献について。
◆医師の偏在。
◆献体について。
◆報道の自由ついて。
◆教育基本法改正について。
◆ニートの増加について。
◆高齢化社会の問題点。
◆海外流出について。
◆児童虐待について。
◆格差社会と自己責任について。
◆小学校における携帯電話の保持について。
◆修学旅行(グループ行動)について。
◆地球温暖化に対して我々ができることについて。
【個人面接】
◆集団討論ではうまく自分の意見を述べることはできたか、言えなかったことはあるか。
◆医師を志望した理由。
◆本学を志望した理由。
◆どのような医師になりたいか。
◆部活動で得たもの
◆尊敬する人、尊敬する医療従事者はいるか。
◆最近感動したこと。
◆地域医療に興味はあるか。
◆医師以外にしてみたい仕事はあるか。
◆大学生活は大変だが大丈夫か。
◆自分の趣味について。
◆自分の長所と短所、そのエピソードについて。
◆医師として働くとき、患者と家族のどちらを大切にするべきか。
◆患者から理不尽な要求をされた時どうするか。
◆小論文の出来について。
◆調査書の内容についてl。
◆(浪人生に対して)現役時と浪人時の違い。
◆高校時代は何人グループで過ごしていたか。
◆目指す医師像。
◆併願校について。
◆受験勉強について。
◆出身地について。
◆自己の誇れるもの。
◆読書について。
◆高校の成績について。
◆願書に記入した「将来の希望」の内容
◆コロナ禍での学習は大変だったか、この1年の学習に対する自己評価。
◆座右の銘。
雰囲気・後輩へのアドバイスなど
【グループ討論】
◆自己紹介の後、テーマが出され、挙手性で各自意見を述べる(1分~2分程度)。受験生から出た意見の中から、面接官がキーワードを決め、それについて話し合う。その後、フリートーク。
【個人面接】
◆医師志望理由や日本医科大学の志望理由を含め、受験生自身について様々なことを聞かれる。特殊な内容は問われないので、しっかりと自分の事を伝えられるようにすることが大切。グループ討論の時と同じ面接官となる。
◆願書と調査書の内容を主に聞いてくる。
◆面接官は結構優しい。圧迫面接ではない。
◆比較的柔らかい雰囲気での質問。応答の基本を忘れずに落ち着いて回答しよう。
◆最後に言いたい事があればどうぞ。と言われるが「ありません」は絶対にやめた方がよい。
◆下手なことを言わなければ補欠には入れる。一次試験合格に全神経を向けるべき。
*2018年度より6年間の学費を570万円減額
*一般選抜の上位者(前期35名、後期3名、グローバル10名)に対して特待生認定
*2024年度よりグローバル特別選抜を新設
日本医科大学医学部の倍率
東京都地域枠
2022年度 22.8倍
2023年度 16.4倍
千葉県地域枠
2022年度 14.8倍
2023年度 17.9倍
埼玉県地域枠
2022年度 31.0倍
2023年度 38.3倍
静岡県地域枠
2022年度 25.8倍
2023年度 25.8倍
新潟県地域枠
2023年度 28.7倍
福島県地域枠
2020年度 29.0倍
その他
苦しい受験を終えて(なかには何浪もして)、ようやく我が世の春を謳歌しようと勉強そっちのけで遊びとアルバイトに精を出し過ぎてしまう学生は、かなり留年の経験生が高いと考えたほうが良いだろう。
なにしろ、日医(日本医科大学)の留年率は結構高いと言われている。その理由としては、授業数が多く、進級判定も厳しいことが挙げられる。特に2年次から3年次に上がる際は留年者が続出しがちで、生半可な取り組みでは、なかなか日医を留年なしで6年で卒業することは難しいといえ流。