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聖マリアンナ医科大学医学部入試 合格対策と勉強法

聖マリアンナ医科大学医学部の概要

私立大学(学校法人聖マリアンナ医科大学)

偏差値:62.5(75〜80位/医学部82校中)

聖マリアンナ医科大学医学部合格最低点
聖マリアンナ医科大学(一般前期) 満点:400点 対象:一次合格者
2024年 点数:240.0点 %:60.0%
2023年 点数:235.0点 %:58.8% 
2022年 点数:237.0点 %:59.3%

聖マリアンナ医科大学(一般後期) 満点:400点 対象:一次合格者
2024年 点数:280.0点 %:70.0%
2023年 点数:240点  %:60.0% 
2022年 点数:230.0点 %:57.5%

共通テスト得点率:非公開
ボーダーライン:62以上
定員:115名
医師国家試験合格率:新卒 2023年 88.9%、2022年 91.5%、2021年 96.5%
          全体 2023年 89.1%、2022年 91.8%、2021年 95.8%
現浪比 現役31名:浪人73名(2023年度入学者データ)
男女比
【2023年度】男:44.3%、女:55.7%
【2022年度】男:36.5%、女:63.5%
【2021年度】男:36.5%、女:63.5%
【2020年度】男:43.5%、女:56.5%
【2019年度】男:53.9%、女:46.1%

住所:〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1
TEL:044-977-8111(代表)

アクセス:あざみ野駅から小田急バス30分
宮前平駅から市営バス20分
鷺沼駅から市営バス・小田急バス・東急バス25分
溝の口駅から市営バス35分

建学の精神:キリスト教的人類愛に根ざした「生命の尊厳」を基調とする
医師としての使命感を自覚し、人類社会に奉仕し得る人間の育成、
ならびに専門的研究の成果を人類の福祉に活かしていく医師の養成
建学の理念:医学は人体を対象とする学問であるが、同時に、人格体としての人間全体を対象とするものである。人体は治療し得ても、人間そのものを治すことができないとするならば、それは真の意味において医学とはいえない。医師たるものが人間性を忘却し、また自ら人間性を喪失するなら、医師はむしろこの世に不幸をもたらすものになってしまう。
人間は、人間そのものに対し、重大な責任を負わなければならない。
本学の使命:生命の尊厳に基づき人類愛にあふれた医療人の養成
ADMISSION POLICY
1.医師を目指す明確な目的をもつ人。
2.医師になるための品格と倫理観をもち、多様な文化を受容できる人。
3.医師になるための知性と科学的論理間をもつ人。
4.豊かな感性をもち、病める人々の心と体の痛みがわかる人。
5.自分の意見を明確に述べることができるとともに、自己を省察し、他人の意見に耳を傾けることのできる人。
6.誠実で協調性に優れ、広い視野をもつ人。

オープンキャンパス日程:7月4週目ごろ

聖マリアンナ医科大学医学部の学費

学納金(2023年度)
初年度:7,217,000円
入学金:1,500,000円
授業料:3,700,000円
教育充実費:500,000円
委託徴収金:317,000円
その他:1,200,000円
6年間の総額:35,082,000円
※聖マリアンナ医科大学医学部では、入学金と授業料のほかにも、教育充実費、維持費他、学生自治会費、聖医会会費、父兄会会費が徴収されます。

聖マリアンナ医科大学医学部の入試情報

倍率(一般前期):13〜35倍前後
入試日程:2月2週目ごろ
後期試験:3月2週目ごろ

入試科目(一次試験)
数学(100)
理科(200)
外国語(100)
合計(400)

入試科目(二次試験)
面接(50)
小論文(50)
その他(適性検査)(-)
合計(100)

合格最低点:52〜54%前後 
面接:面接官3:受験生1 15分程度
小論文:課題文読解型(60分)

聖マリアンナ医科大学医学部の科目別受験対策・勉強法

聖マリアンナ医科大学医学部の試験問題の各科目ごとの傾向と対策を記します(2023年現在)。

英語

-傾向-
大問4~6題。
試験時間は90分。
英文和訳や和文英訳、内容説明といった記述形式の出題が多い。
読解問題から会話問題、文法問題まで幅広く出題される。
長文のテーマは自然科学に関連したテーマが多く出題される。近年は動物を題材とした英文が多く見らる。
計算やゲーム的な要素を取り入れた長文問題もよく出題されている。
発音アクセントは2006年以降は出題されていない。
全体の難易度は標準~やや高め。
長文問題では英文和訳が出題される。

-対策-
文法問題の傾向は毎年変化するため、変にヤマをかけたり傾向を分析するよりも、盤石な文法力の基礎を築き上げた方が良い。特に大問3では正確な文法・語法知識が求められるため、過去問とともに文法問題の解説が充実した問題集に取り組むと良い。
長文問題に登場する単語の難易度は標準かやや低め。医系単語専用の単語帳にまでは手を出す必要はない。仮に未知の単語が登場しても前後の文脈から意味を類推できるトレーニングをしよう。
標準的な知識を確実に入れ、読解のツールとしての意識を持つ。

数学

-傾向-
大問4題。
試験時間は90分。
各大問は難易度が入試標準レベルが中心。
受験生にとっては授業や参考書などで既出の問題(見覚えのある)問題が多く出題される。
とはいえ、数列、ベクトル、微分積分、各種証明問題は上位国公立大学レベルの難易度の問題も出題される年もある。

-対策-
難問と標準レベルの問題がバランス良く出題され、特に標準レベルの問題は、基礎学力があれば十分に対応できるレベルであるため、まずは徹底した基礎力の強化を目指そう。
そして、点数を取りやすい問題を失点すると、命取りにに繋がりかねないため、普段からしっかりと解いた問題を見直す習慣を身につけよう。
優先して取り組みべき問題を見極めるため、難易度の高い問題と易しい問題を見分け、出来るところから確実に点数を取っていく処理能力も身に着けていこう。

物理

-傾向-
試験時間は理科2科目で150分。
2010年以降、大問5題で第1問は小問集合4問という構成は変わっていない。
力学、熱力学、電磁気学、波動から小問集合1問と大問1題という出題範囲がほとんど。
2016年度入試第1問の小問集合は、力学から1問、電磁気学から2問、物理学と社会から1問、大問は力学、電磁気、熱力学、原子の分野から各1題と変化があった。
小問集合は教科書レベル。
見慣れない設定の問題が出題されることも多々ある(数値計算の問題、グラフ問題など)

-対策-
定義や公式を理解し、言葉や図を活用して覚えることが基本です。
単なる解答ではなく、問題解決のプロセスや多角的なアプローチを意識的に行うことが求められます。
過去問から出題傾向を確認し、用語をノートにまとめておくことが役立ちます。
標準レベルの単元別問題集を終えた後は、過去問演習を行いペースや回答形式に慣れることが大切です。
解答過程の書き方も含めて練習し、問題解決能力を向上させることが目指されます。

化学

-傾向-
大問数は毎年変動している。
問題量は少ない。
いわゆる典型的な問題が多を占め、全体的に知識問題が多いといえるが、用語説明は年々減少傾向にある。
論述問題が多く「基本的な用語説明」や「現象が起こる理由の説明」などが多い。
基本用語は、教科書太字で書かれているような基本的な用語が大半だが、ここ数年は計算問題の比重が多い。
有機化学が問題の半分以上を占めている年もあり、特に天然有機は頻出といっても良いほど最近はよく出題される。
教科書に書いてある知識問題がほとんど。

-対策-
教科書の内容を徹底的に理解しよう。特に教科書の太文字になっている用語などは必ずマスター、自分の言葉で説明できるまでのレベルにまで持っていく訓練を積むと良い。
『セミナー化学』または『エクセル化学・総合版』の基本例題を演習し、問題を見たらすぐに解答を思い出すぐらいまでのレベルに持っていこう。
難易度の高い問題集に手を出すよりも、標準レベルの問題集を何周もトライする方が良い。

生物

-傾向-
大問3題。
記述、論述問題がメイン。
字数指定がないものもあれば、10字以内などの非常に短いものもある。
大問のうち植物の分野が出るかどうかは年度によって異なり、3題ともに生体からの出題であることも多い。
出題形式は1ページに及ぶ長文のリード文に適語補充や下線部説明が施された形になっているが、実験系統の考察問題が主体になっている。
典型的な問題は少なく初見問題が多いが、問われる用語自体は教科書レベルを超えない。
計算問題は各大問に少なくとも1題は配置されており、典型的な計算問題は少ない。
遺伝の問題などは問題文が長い。
2012~2016年度は描図問題も出題されている。

-対策-
まずは教科書の熟読と、『セミナー』などの問題集で基本知識を確固たるものにしていこう。
ある程度の知識が身についたとしたら、記述問題に取り組む必要あり。そのためには、用語の説明を自分の言葉でわかりやすく説明できるようにしておくと良い。指定された文字数での解答できるよう記述用問題集でトレーニングを繰り返しておいたほうが良い。
対策としては聖マリの過去問のみならず、国立大学の過去問も解くことで問題慣れをしておくと良い。加えて余力があれば国立だけではなく記述で出題する私立の問題にも取り組むとなお良い。
実験問題や図表に関する記述問題が多いため、さまざまなタイプの問題に目を通し慣れておく必要がある
考察問題対策は、『生物基礎(生物)標準問題精講』が良い。

小論文

-傾向-
2023年度入試では出題形式が大きく変化して、補足資料を伴う短文テーマ型の出題となった。制限字数も800字以上1000字以内という形で、一つの論述に費やさなければならない字数が格段に増加した。ただ、本学については過去にも形式が変わったこと、その後元に戻ったことがあるので、今後もこの形式が継続するか否かについては注意が必要だ。内容面は医療・福祉に関わるテーマからの出題となった。この点についてはここ数年の傾向の中にあると考えられる。仮に医療から離れたテーマからの出題となっても、その内容をよく確認すれば医師はどのように振る舞うべきかについて考えさせるテーマになっていることが、本学の場合は多いと言える。この点をしっかりと踏まえておいてほしい。

-対策-
大きく形式の変わった本学の小論文であるが、内容面に大きな変化があったわけではないこと、そして、元の形式に戻る可能性もまだ否定できないことを考慮すると、基本的には過去問題に取り組み、設問の要求に応じて丁寧に課題文を解釈していく練習を積み重ねておくことが重要になるだろう。そのうえで、要約と自分の意見の論述を含む北里大学や、獨協医科大学、出題されるテーマも近い昭和大学、国際医療福祉大学などの過去問題に取り組んでおくとよいだろう。

過去問題

2014年 1日目
平成26年1月3日の朝日新聞「天声人語」を読んで、漢字の読み書き、文章の説明、空所補充、自身の経験を含めた論述を行う。

2014年 2日目
平成26年1月1日の朝日新聞「天声人語」を読んで、漢字の読み書き、文章の説明、空所補充などを行い、自分の考えを述べる。

2015年
バーナード・ラウン『なぜ医師は治せないのか』
漢字の書き取り、文章の説明、空所補充などを行い、自分の考えを述べる。

2016年 1日目
星野一正『医療の倫理』
問1:20字以内でタイトルをつける。
問2:医師の取るべき態度として、筆者が読者に訴えたいことを100字以内でまとめる。
問3:医師に求められる倫理は、どのようなことが重要か、自分の考えを300~400字で述べる。

2016年 2日目
独立行政法人 日本学術振興会編集委員会『科学の健全な発展のために』
問1:文章の内容を40字以内でまとめる。
問2:「科学研究の不正行為」とはどのようなことか、具体的に100字以内でまとめる。
問3:文章を参考に科学の健全な発展のために科学者に求められていることについて、自分の考えを300字~400字で述べる。
分析

2017年度 1日目
田中まゆみ『ハーバードの医師づくり―最高の医療はこうして生まれる』
問1:20字以内でタイトルをつける。
問2:医師の取るべき態度として、著者が読者に訴えたいことを100字以内で述べる。
問3:医師に求められる倫理として、どのようなことが重要か、自分の考えを300~400字で述べる。

2017年 2日目
横川善正『ホスピスからの贈り物』
問1:20字以内でタイトルをつける。
問2:ホスピス訪問で芸術家の学生に、ホスピスのどのような面からどのようなことを感じ取ってほしいと著者は考えているか、100字以内でまとめる。
問3:医師になったとき、終末期の患者を担当する場合、どのようなことを大切にして患者と接したいか、自分の考えを350~400字で述べる。

2018年 1日目
坂田勝彦『ハンセン病者の生活史 隔離経験を生きるということ』
問1:文章の内容を40字以内でまとめる。
問2:「隔離による文化」とはどのようなことか、具体的に100字以内でまとめる。
問3:文章内容を参考に、感染症と社会との関わりのために医師に求められていることについて、自分の考えを300~400字で述べる。

2018年 2日目
中村雄二郎『臨床の知とは何か』
問1:20字以内でタイトルをつける。
問2:ヒポクラテスとイオニアの自然哲学者やクニドス派の医者たちとの考えの違いを、100字以内でまとめる。
問3:患者の病気を診断し、治療する医師としてのあるべき姿とはどのようなものか、自分の考えを本文の内容を踏まえて400字以内で述べる。

2021年度 1日目
村上陽一郎「死ねない時代の哲学」
問1.問2:傍線部の内容を説明する。(問1:25字以内/問2:50字以内)
問3.今後も生じるであろう安楽死・尊厳死の問題についてどう考えるか、医師の役割とあわせて350字以上400字以内で述べる。

2021年度 2日目
小林桜児「人を信じられない病 信頼障害としてのアディクション」
問1:本文を読み、依存症者がアルコールや薬物を使うことで何を得ようとしていると思うか、30字以上50字以内で述べる。
問2:筆者は依存症者の二重のうその根源を何だと言っているか、100字以内で説明する。
問3:筆者が語る依存症者と自分が持っていた依存症者のイメージの違いを300字~400字以内で述べる。

2022年度 1日目
ロイ・ポーター著/目羅公和 訳「身体と政治 イギリスにおける病気・死・医者」
問1.本文に挙げられたギズボーンの事例に示される、当時の開業医の「妥当な」(傍線部②)態度とはどのようなものかについて、30字以上50字以内で説明する。
問2.「科学的医学」以降、「病気になって回復するのはーあるいは死んでいくのはー彼らだったのである」(傍線部①)という状況は、どう変わったと推察されるか、100字以内で説明する。
問3.現代における医師ー患者の関係をめぐる諸問題と解決の可能性について、自分の考えを300字以上400字以内で述べる。

2022年度 2日目
野田智義:金井壽宏「リーダーシップの旅 見えないものを見る」
問1.本文を読み、「すごいリーダー幻想」とはどういうことかについて40字以内で説明する。
問2.傍線部「リーダーシップは特別な人だけではなく、「だれもの問題」の理由を100字以内で説明する。
問3.医療現場において「リーダー」はどうあるべきか、自分の考えを400字以内で述べる。

2023年度 1日目
添付資料を参考に、日本の若年層の自殺の現状と対策について、自分の考えを800字~1000字で述べる。
資料①:先進国および韓国の若年層(15歳~35歳)の死因1位~3位をまとめたもの
資料②:誰でもゲートキーパ手帳(厚生労働省)内のイラスト

2023年度 2日目
心停止あるいは脳死状態における臓器提供による移植医療について、自分の考えを800字~1000字で述べる。(添付資料あり)

面接

面接内容(質問内容・面接の進行など)
◆医師志望理由。本学を志望した理由。
◆学部志望理由(大学の魅力、どこに惹かれたか、他大学との違い)
◆入学後の抱負(入学後に何をしたいか、頑張りたいか)
◆理想の医師像。その理想のために努力していること。
◆医師になろうとしたきっかけ。
◆どんな医師になりたいか、臨床か研究か。
◆他大学の合否について。
◆医療ミスについて。最近の医療ミスで気になるニュースは。なぜ医療ミスが起こると思うか。
◆家族や友人からどんなところが長所だと言われるか。
◆高校生活⇒クラブ活動等、頑張ったこと。
◆少子化についてどう思うか。
◆高校生活で印象に残っていること。
◆高校と大学ではどこが違うか
◆大学生活でやりたいこと。
◆趣味。
◆読書は好きか。
◆人間関係を円滑にやっていける自信はあるか
◆人に感謝されたことがあるか
◆足りない素質を1つ。それを改善するにはどうしたらよいか。
◆産婦人科が減っている理由は何だと思うか。
◆今まで味わった挫折と対処法。
◆対人関係でもめたことはあるか。
◆聖マリアンナ医科大学が必要としている学生像。
◆「生命の尊厳」を実感する出来事は?
◆2040年に医師の数が増加しすぎて、1割余ると予想されるが、日本の国として何を医師に求めると思うか?
◆高校時代に勉強以外で頑張ったことについて。
◆今日どうやって来たか。所要時間は。
◆本学の教育システムについて。
◆集団の中で議論をしたことはあるか。その内容や経緯、議論の結果について。
◆親しい人を助けたことはあるか。
◆最近読んだ本2冊について。
◆キリスト教系の学校だが問題はないか。
◆医師に必要な素質。
◆何科の医師になりたいか、その理由は。
◆医療におけるリーダーの役割について。
◆医師以外の職業なら何になるか。
◆ワークライフバランスについて。
◆併願校について、他に合格した大学はあるか。
◆自分のセールスポイントについて。
◆自分の短所について。
◆自分の医師に向いている点、向いていないと思う点。
◆医療従事者に向いていると思う自分の性格について。
◆好きな映画について。その理由、感動したところなど。
◆好きな動物、好きな音楽について。
◆ストレス発散法について。
◆高齢化社会について。
◆海外研修について。
◆育児休暇取る?
◆電車等でお年寄りに席を譲るか?なぜ?
◆成長できたと思う経験について。
◆他人に相談されたことはあるか?
◆出身高校はどのような学校か。
◆他人に相談されたことはあるか?
◆高校での部活動で学んだことについて。
◆ボランティア活動について。
◆コロナ禍で自分が入っていた部活がどうしているか知っているか、後輩に何と言うか。
◆意見の合わない人がいたらどうするか。
◆浪人生活について、成績は伸びたか。
◆大学に進学したら何をしたいか。
◆ブラック企業はどのようにしたらなくせると思うか。
◆格差社会について。
◆癌は日本人の死因の多くを占めるが、今後どのようにすべきだと思うか。
◆ES細胞とIPS細胞の違いについて。
◆最近気になったニュースについて。
◆今までに一番悲しかったこと、楽しかったことは。
◆最近の社会状況について
◆いつも心掛けていること
◆地域医療について。
◆被災地における医療について。
◆安楽死について。
◆トリアージについて。
◆いじめ問題について。
◆医師となって意見対立が起きたらどうするか?
◆医師不足について。
◆医師となって意見対立が起きたらどうするか。
◆コロナなどの感染症に対して医療人はどのように対処しなければならないか。
◆コロナ禍での生活について。
◆新型コロナウイルス感染症などの情報をどうやって取ったか。
◆オンライン授業について。
◆適性検査・調査書の内容、本学アドミッションポリシーからの質問。
◆自己PR(1分)

雰囲気・後輩へのアドバイスなど

◆雰囲気は和やかだが、結構突っ込まれる。しっかりと自分の考えを持たないと答えられなくなってしまう。
◆聖マリアンナ医科大学の志望動機を明確にしておくとよい。
◆調査書の内容に関する質問が多いので、調査書を余分にもらって自分で見ておくと良い。(厳しい突っ込みが多い)
◆入学志願票に記入した内容(志願理由、高校卒業後の経歴、高校での活動)や調査書、本学アドミッションポリシーから問われることもある。
◆ニュースなどの時事問題からも出題される。難しい内容の質問もあるが、質問を正確に受け止めて、自分の考えを誠実に伝えること。

学校推薦型選抜(神奈川県地域枠)
神奈川県の地域医療が不足している現状に鑑み、神奈川県の地域医療に対する理解と意欲および地域医療に対する理解と意欲および地域医療関連診療科(産科・小児科・麻酔科・外科・内科・救急科・総合診療科・脳神経外科)での業務に従事する強い意志を有する人材を募集するために実施される。
評定平均値の要件の他、神奈川県内に通算1年以上居住したことがある、もしくは、神奈川県内の高等学校(中等教育学校を含む)を卒業見込みであることが出願条件となる。
入学すると、月額10万円の神奈川県地域医療医師修学資金の貸与を受ける必要があり、卒後、神奈川県のキャリア形成プログラムに基づき、神奈川県内で9年間(初期臨床研修期間2年を含む)医師として従事する義務がある。この義務年限を満たすと、修学資金の返還が免除される。

募集・条件 約25名(公募) 現役のみ 内申:3.8以上(英数理は4.0以上)合格時入学確約(神奈川地域枠も実施)
選考方法 基礎学力試験(数学、理科)90分200点、基礎学力試験(英語)60分150点、小論文60分50点、面接I50点、面接Ⅱ50点
受験者数合格状況 2021年度 定員:10名 受験者数:74名 合格者数:10名 競争率:7.4
         2022年度 定員:10名 受験者数:59名 合格者数:10名 競争率:5.9
         2023年度 定員:25名 受験者数:24名 合格者数:11名 競争率:2.2
過去小論文適性試験等 <小論文>障害者差別について自分の意見を書く。
過去面接試験実施例  <面接>個人面接 ※2回行う(15×2)
<主な質問内容>
・適性検査で聞いた講義の内容について
・本学、医師志望理由
・長所、短所、TPP、医師不足
・内申書の内容、提出書類について

聖マリアンナ医科大学医学部の倍率

2015年度 34.7倍
2016年度 24.3倍
2017年度 20.7倍
2018年度 26.3倍
2019年度 14.6倍
2020年度 18.3倍
2021年度 16.7倍
2022年度 13.0倍

その他

聖マリに支払う様々な料金の中でも、特に維持費が高めで、国立大学の年間授業料の2倍以上となっており、さらには聖医会会費(同窓会費)だけでも200,000円がかかるなど、負担額は大きいという声が少なくない。

*全教科基準点を設け1教科でもそれに達しない場合不合格になることもある

2024年 聖マリアンナ医科大学医学部 合格上位高校

桐蔭学園(神奈川)3人
市川(千葉)2人
学芸大付(東京)2人
戸山(東京)2人
豊島岡女子学園(東京)2人
山脇学園(東京)2人
桐蔭学園中教(神奈川)2人
長岡(新潟)2人
東海(愛知)2人
南山(愛知)2人

2023年 聖マリアンナ医科大学医学部 合格上位高校

豊島岡女子学園(東京)6人
雙葉(東京)6人
横浜雙葉(神奈川)6人
白百合学園(東京)5人
栄東(埼玉)4人
東邦大付東邦(千葉)4人
東京女学館(東京)4人
学芸大付(東京)3人
鷗友学園女子(東京)3人
暁星(東京)3人
桐朋(東京)3人
横浜翠嵐(神奈川)3人
湘南白百合学園(神奈川)3人
洗足学園(神奈川)3人
桐蔭学園中教(神奈川)3人
フェリス女学院(神奈川)3人
川越女子(埼玉)2人
渋谷教育学園幕張(千葉)2人
青山(東京)2人
開成(東京)2人
学習院高等科(東京)2人
吉祥女子(東京)2人
攻玉社(東京)2人
国学院大久我山(東京)2人
頌栄女子学院(東京)2人
女子学院(東京)2人
巣鴨(東京)2人
成蹊(東京)2人
世田谷学園(東京)2人
山脇学園(東京)2人
横浜サイエンス(神奈川)2人
逗子開成(神奈川)2人
聖光学院(神奈川)2人
桐蔭学園(神奈川)2人
横浜共立学園(神奈川)2人

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受付時間13:00-21:00

東京都新宿区西新宿7丁目18-18
新宿税理士ビル別館2階