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金沢医科大学医学部入試 合格対策と勉強法

金沢医科大学医学部の概要

私立大学(学校法人金沢医科大学)

医学部の偏差値:65.0(50〜55位/医学部82校中)

金沢医科大学医学部合格最低点
金沢医科大学(前期) 満点:350点 対象:一次合格者
2024年 点数:208点  %:59.4%
2023年 点数:214点  %:61.1% 
2022年 点数:201.5点 %:57.6%

金沢医科大学(後期) 満点:200点 対象:一次合格者
2024年 点数:123点  %:61.5%
2023年 点数:131点  %:65.5% 
2022年 点数:133点  %:66.5%

医学部の共通テスト得点率:非公開
ボーダーライン:61以上
定員:110名
医師国家試験合格率:新卒 2023年 93.8%、2022年 90.4%、2021年 86.7%
          全体 2023年 88.5%、2022年 86.7%、2021年 82.2%
現浪比 現役9名:既卒64名(2023年度一般選抜前期入学者データ)
    現役1名:既卒9名(2023年度一般選抜後期入学者データ)
男女比
【2023年度】男:64.9%、女:35.1%
【2022年度】男:47.7%、女:52.3%
【2021年度】男:46.4%、女:54.6%
【2020年度】男:51.4%、女:48.6%
【2019年度】男:53.3%、女:46.7%
    
医学部以外の設置学部:看護学部

〒920-0293
石川県河北郡内灘町大学1-1
TEL:076-286-2211(代表)
TEL:076-218-8063(入試に関する問い合わせ)

アクセス:金沢駅東口より北陸鉄道浅野川線で終点内灘駅まで約16分、内灘駅でバス(金沢医大病院行または白帆台ニュータウン行)に乗り換え大学前で下車(約10分)

建学の精神:「良医を育てる」、「知識と技術をきわめる」、「社会に貢献する」の3つの柱
ポリシー:「病だけではなく、病を患う人をみる」医師を育成

オープンキャンパス日程:7月3週目ごろ、8月3週目ごろ、9月3週目ごろ

金沢医科大学医学部の学費

学納金(2023年度)
学納金(2023年度)
初年度:11,943,000円
入学金:2,000,000円
授業料:3,300,000円
教育充実費:4,000,000円
委託徴収金:943,000円
その他:1,700,000円
6年間の総額:39,600,000円
※前期分は3月末日、後期分は9月末日までに納入。
※学友会費は毎年度20,000円。

金沢医科大学医学部の入試情報

倍率(一般前期):12〜43倍前後
入試日程:前期試験:2月2週目ごろ
後期試験:3月2週目ごろ

入試科目(一次試験)
数学(100)
理科(150)
外国語(100)
合計(350)

入試科目(二次試験)
小論文(60)
面接(110)
合計(170)

合格最低点:得点率57〜68%前後
面接:集団討論形式(面接官3人、受験生4~5人)20分程度
小論文:課題文読解型/300字 60分

金沢医科大学医学部の倍率

2015年度 31.7倍
2016年度 33.8倍
2017年度 30.2倍
2018年度 29.9倍
2019年度 12.5倍
2020年度 42.2倍
2021年度 12.7倍
2022年度 24.3倍

一般後期の倍率
2018年度 148.8倍
2019年度 118.7倍
2020年度 158.5倍
2021年度 73.5倍
2022年度 88.4倍

金沢医科大学医学部の科目別受験対策・勉強法

金沢医科大学の試験問題の各科目ごとの傾向を記します(2023年現在)。

英語

-傾向-
大問4題。
大問1が文法・語法問題、大問2~4が長文問題。
※毎年、設問の傾向が若干変化。
難問、奇問は出題されない。
整序問題や誤文訂正問題は出題されない(過去に一度だけあり)。
文法問題は共通テストよりは上のレベル。
前置詞、接続詞、動詞の語法は頻出。
長文の内容は医療系や理系関係の内容が多い。
設問形式は、語句補充問題と内容一致問題、同義語問題が中心。

-対策-
設問そのものはいずれも標準レベルで、形式としてオーソドックスなものが多いが、一部独特な出題もある。
60分でかなり分量が多いので時間配分を意識しながら解く必要がある。読むべき英文の量は多いが、内容面だけでなく、文法・語法の知識を必要とする出題も多い。さらに、小問の形式もバラエティに富んでいるので、読むことと解くことをうまく並行して行う必要がある。
また、設問がすべて英語で書かれており、指示に適切に従って解かなければならない。例えば、1日目と2日目のどちらの問題にも、その文全体の主動詞を選ばせる問題が出題されており、独特な出題であるため練習しておかなければ面食らってしまう可能性がある。過去問題を活用して時間配分も考えながら出題形式に慣れておこう。
英文のテーマは医療系だけではなく自然科学系を中心に様々な分野から出題されているので、自然科学系の英文を中心に、どのようなテーマの英文が出されても理解できるように内容理解力を養おう。

数学

-傾向-
試験時間は60分。
出題は4問〜6題。
各大問の解答でマークする箇所は3つから4つ。
各大問の問題は様々な単元を融合して出題されることが多い。
大問1で数学Aの場合の数と確率、大問4で数学Ⅲの微分法・積分法の応用という出題が、2016年度から続いている。
残りの大問では数学Bから数列とベクトルが出題される。

-対策-
2016年度以降、大問の出題分野が予想しやすくなったので、それに沿った対策をしていこう。
他大学も活用して、誘導形式・マークシート形式に慣れておく必要がある。
場合の数と確率は、少々煩雑であるため、丁寧な数え上げをしてほしい。そのための工夫を意識した学習が求められる。
数学Ⅱ・Ⅲの微分法・積分法は、解答に必要な事柄について的を絞って進めていき、速く解答できるように演習を繰り返すこと。
答えが合えばよいという学習では手におえない。手順を叩き込んだあとに、過去問を利用し実践的な力を身につけていこう。
グラフや図形は、問題を解く効率もよくなることが多いため、要点を押さえた図が素早く描けるように練習しておきたい。
受験本番では必ずすべての大問に手をつけ、数学が苦手な人でも大問をまるまる1題以上残すことのないようにしよう。

物理

-傾向-
2009年度~2013年度の入試までは大問4題。
2014、2015年度は大問3題。
2016年度は大問4題(うち1題は小問集合)。
マークシート方式。
解答時間は理科系2科目で120分(時間配分に要注意)。
難易度は標準レベル。

-対策-
問題の量や難易度に対して解答時間は十分である。標準レベルの問題を正確に解答する力を身につけること。
力学では、複数物体の連結問題や摩擦に関する問題が出題されるので、複数の物体が絡む問題でも力を正確に図示できるようにしておこう。
波動は、光波、特に光学干渉の問題を取りこぼさないようにしよう。熱は、ピストンでシリンダー中に閉じ込められた気体の状態変化の問題を落とさないようにしよう。
電磁気も偏りを作らないように標準レベルの問題が万遍なくできるようにしておこう。以上をふまえると、教科書レベルの学習を繰り返した後、本学や理工系大学の過去問演習を繰り返すことが有効な対策となるだろう。

化学

-傾向-
マークシート形式。
小問は何も関連が無い場合もあれば、関連した設問が3つ連続した場合もある。
例年、小問構成で設問数は20問程度である。そのうち計算の必要な問題が6問~8問程度出題される。2023年度は1日目が設問数21問、うち計算問題7問、2日目が設問数20問、うち計算問題5問と大きく変動はなかった。化学のほぼ全範囲から出題されるが、2022年度は高分子分野からの出題が多めであり、2023年度もペプチドの計算問題が出題された。難易度は基本~標準レベルで、おおむね典型的な問題で構成されているが、高分子分野の計算問題などは、準備が不十分であった場合、得点差がつきやすい。また、水の電離度を求めさせる問題や溶解度積の問題もあったので注意が必要である。NaFの結晶の密度を求める問題などは、正確な計算能力も必要である。

-対策-
基本レベルの問題を、広く浅く正確に。
このことを念頭に入れ、『セミナー』などの問題集をくまなく何周もしておくと良い。
見慣れない難解な問題は出題されないため高得点争いになる。知識を問う問題については、まず、教科書や参考書に載っている重要事項を確実に頭に入れておくこと。その後、基本レベルの問題集と過去問などを使って出題の仕方に慣れると良い。有機化学においては、名称だけでなく、構造式まで把握しておく必要がある。計算問題においては、頻出の計算問題は確実に処理できるようにしておくこと。天然高分子、合成高分子の分野は学習時期の関係もあり、教科書を見ただけの学習になりやすい。そのため得点差が大きくなりやすい単元となるため、しっかりと演習を重ねておきたい。

生物

-傾向-
試験時間60分。
全問マークシート方式。
大問3題、総小問数20数題程度の構成。
難易度は標準レベル(満点を狙いも可能)。
小問数20数題。
大問1は例年10数題程度の小問集合で、正誤問題、計算問題、適語選択などが中心。
正誤問題の解答方式は多彩(正しいものを選べ、誤っているものを選べ、適するものを2つ選べ、全て選べ等)。
小問集合の問題は、どの分野からもまんべんなく出題されている。
大問を構成する問題は、代謝・遺伝情報の発現・生殖と発生・体内環境・動物の反応と行動などから出題が多い。

-対策-
リードαやセミナーなどの問題集は、まずは基本例題など易しめのレベルの問題を完璧にしておく必要がある。
全範囲から広く出題されるため、山をかけたりせず、どの分野も手を抜かずに幅広く学習しておくことが大切。
高得点勝負になるので、ミスなく解答する必要がある。
教科書の掲載内容について、用語の暗記に留まることなく、生命現象の理解をしっかりと深め、説明できるようにしておくとよい。
大問1の小問集合問題では、被子植物の生殖と発生、花芽形成などの植物分野からの出題や、集団遺伝の計算問題、動物の系統、ヒトの進化など、後回しになりがちな単元からの出題もあるため、生物・生物基礎の教科書や図説などに掲載されている実験、グラフなどにしっかり目を通しておきたい。他の大問については年度によって扱われるテーマが異なるので、満遍なく学習しておく必要がある。バイオテクノロジーに関する問題では、プライマーの設計やPCR法の説明、PCR産物の生成量の計算問題、進化に関する問題では分子時計の計算問題、動物のからだに関する問題では酸素解離曲線の計算などが頻出事項であるので、直近の年度に出題されているからといって手を抜くことなく学習を進めていこう。実験考察問題は必ず出題されるが、すべて過去に類題のあるような典型的な実験問題をアレンジしたものである。網羅性のある標準レベルの問題集を用いて幅広く学習しておけば確実に得点できるだろう。

小論文

-傾向-
2023年度もここ数年と同様に、課題文を200字以内で要約する設問と200字以内で自分の考えを述べる設問が出題された。課題文のテーマは、1日目が交通事故死亡者数の増加に関わるもの、2日目がヤングケアラーが発生する背景に関わるものとなった。時事の話題からの出題であり、内容面でもここ数年の傾向が継続していると言えるだろう。自身の見解を述べる問2は、グラフで示されている事柄の背景を考察させる問題となった。これもここ数年の傾向から外れるものではないが、単純に課題文についての意見を述べればよい、というものではないことに注意したい。

-対策-
まずは文章を正確に読む力を養成する。課題文の中から筆者の主張とそのテーマを読み取り、その結論に至る根拠として必要なものを逆算して本文から拾い上げる練習を積み重ねてほしい。そのためには、段落ごとに何についてどのようなことが述べられていたのかを整理しながら読み進む癖を身につけることが重要になる。自身の意見の論述については、設問の要求に対して明確な結論となぜそのように言えるのかという根拠を導き出す練習を積み重ねたい。制限字数が短いにも関わらず要求が細かいせいか、その細かな要求に対する結論のみを端的に記すミスが続出するタイプの問題である。過去問題の演習を重ねる中で結論を支える「根拠」を確実に記すことを心がけてもらいたい。

過去の出題(試験時間:60分、文字数200字以内×2)

2014年度 
1日目 佐藤文隆『職業としての化学』の抜粋を読み、300字内で要約する。
2日目 柳田邦男『人の痛みを感じる国家』の抜粋を読み、300字以内で要約する。

2015年度 
1日目 内山真『睡眠のはなし』の抜粋を読み、300字以内で要約する。
2日目 金子郁容『ボランティア もうひとつの情報社会』の抜粋を読み、300字以内で要約する。

2016年度 
1日目 池田清彦『生きているとはどういうことか』を読み、300字以内で要約する。
2日目 桐野高明『医療を守る』を読んで、300字以内で要約する。
後期 羽生善治、NHKスペシャル取材班『人工知能の核心』よりを読み、300字以内で要約する。

2017年度 
1日目 入山章栄『経営学の最先端から見る 日本企業が失敗を活かせないのはなぜか』を読み、300字以内で要約する。
2日目 村上道夫、永井孝志、小野恭子、岸本充生『基準値のからくり 安全はこうして数字になった』を読み、300字以内で要約する。

2018年度 
1日目 池田清彦『生きているとはどういうことか』を読み、300字以内で要約する。
2日目 桐野高明『医療を守る』(矢崎義雄編『医の未来』所収)を読み、300字以内で要約する。

2020年度
安心して救急車が使えるような社会とは、どのような社会づくりが必要だと考えるか。

2021年度 前期1日目
山本太郎「感染症と文明-共生への道」を読み、
問1 問題文を200字以内で要約する。
問2 強毒HIV株と弱毒HIV株がどのように流行するかを集団の性的交流パターンを変えて比較した筆者のシチュエーション結果を示す2つの図を見て、本文を参考に、なぜそのような結果になるのかを、200字以内で説明する。

前期2日目
山本太郎「新型インフルエンザ 世界がふるえる日」を読み、
問1 問題文を200字以内で要約する。
問2 昨年の新型コロナウイルスの流行で欧米に比べて日本の報告患者数が少数であった理由について、本文の基本再生産数(R₀)を踏まえて200字以内で仮設を立てる。

2022年度 前期1日目
VBM技術や脳の特定部位と特定能力の関係について記した文章を読み、
問1 問題文を200字以内で要約する。
問2 海馬が訓練により経時的に変化することを示すグラフから読み取れることを、200字以内で説明する。

前期2日目
鈴木宏昭「認知バイアス 心に潜むふしぎな働き」を読み、
問1 問題文を200字以内で要約する。
問2 1970年代のアメリカ人の主要な死因の実際値と推測値をまとめたグラフを見て、その中の「竜巻」の項目のグラフで実際値と推測値の間に差が生じた理由を、200字以内で説明する。

2023年度 前期1日目
上岡直見「自動車の社会的費用・再考」(関連グラフ2つを含む)を読み、
問1 問題文を200字以内で要約する。
問2 日本の人口集中地区における人口密度と人口10万人あたりの交通事死亡者数の関係を示すグラフを見て、グラフの示す結果とその原因として考えられることを、200字以内で説明する。

前期2日目
濱島淑恵「子ども介護者 ヤングセラーの現実と社会の壁」(関連グラフ2つを含む)を読み、
問1 問題文を200字以内で要約する。
問2 高校生ヤングケアラーの実態調査結果を示すグラフを見て、高校生ヤングケアラーの課題に対して必要と考えられる支援を200字以内で説明する。

模範解答例
問1.日本の胃がんによる死亡者は30歳で現れ始め、その後10歳毎に約2倍の等比級数的増加を示している。(50字)
問2.図2は、1つのがん細胞の重さは1ngであり、死ぬ細胞がないとすれば、10世代ごとにがん細胞の数も体積も1000倍に増えることを示している。がん細胞の分裂速度からすれば、遅くとも130日で1000倍になる計算であるが、実際のがん細胞は1~3ヶ月で倍の大きさになる程度であり、がん細胞が一人前になるには10年以上かかる。つまり、私たちの体にはがん細胞の成長を抑えたり殺したりする働きがあると考えられる。(249字)
問4.発ガン物質は、身体を構成している細胞に突然変異を起こし、がん細胞の「生みの親」となる。発がん細胞が生体内に入ると活性化され、遺伝情報を担うDNAと結合し突然変異を起こすからだ。プロモーターは遺伝情報そのものでなく、発がん物質が細胞に作用した後に細胞膜に働いて細胞の成長を助ける「育ての親」である。(200字)

面接

面接内容(質問内容・面接の進行など)
【グループ面接】
◆バクテリアは自然発生しないことを証明した生物学者と物理学者について。
◆ヘルマン・ヘッセの「老年の価値」について。
◆「最近の謝罪に関する問題点」について。
◆患者が積極的に質問し、医師がそれに冷静に対応するアメリカと、診察の最後に医師が「何か質問はありますか。」と尋ねるが患者はあまり応えない日本との違いについて。
◆科学者にも人類の幸福に尽くすタイプの人と自分のためにだけ科学を利用するタイプの人がいるということについて。
◆剣道部の顧問の先生の生徒に対するアドバイスを例に挙げ、自分に対する評価の強弱で、結果が違ってくるということについて。
◆制服について。
◆ターミナルケアについて。
◆スポーツの試合で、相手チームに対して人種差別的な言動をすることについて。
◆認知症の現状とそれに対しての取り組みについて。
◆社会保険制度における健康に対する意識の差によって生じる不平等感について。
◆企業や大学が英語を公用化することについてどう思うか。
◆日本人の物事を先送りにする文化についてどう思うか。
◆癌の患者には告知をするべきか。
◆格差社会について。
◆安楽死、ホスピスについて。
◆日本人の和の心について。
◆中国のゲノム編集による出産について。
◆インターネット情報氾濫について。
◆格差社会について。
◆妊娠たらい回し事件関連について。
◆目上の人への話し方
◆メールの普及が手紙を減らす原因に。
◆遺伝子組み換え作物について。
◆地域の防犯について。
◆高齢者の働ける場の減少について。
◆就職試験の際、個人面接や集団面接を行い全て点数化したのち同点の時は、喫煙する人よりもしない人を優先する制度についてどう思うか。
◆英語を話せないとコミュニケーションが取れない。しかし、本当に重要なのは話せることではなくその話の内容であることである、ということについて。
◆IPS細胞を例に挙げ最近の研究スタイルが変化してきていることについて。
◆美容整形について。

外国人留学生が「日本人は意見をはっきり言わないから壁があるようで親しみづらい」と言ったことで日本人が気まずくなる。」という内容の課題文を読み、原因を考察、筆者の意図、課題文の内容への賛否などをグループで自由に討論する。

雰囲気・後輩へのアドバイスなど

◆オープンキャンパスの時に実施している模擬面接そのままでした。面接をした部屋、試験官の先生、時間配分等、忠実に再現してあるので、緊張しがちで不安な人は一度体験しておくと良いと思います。
◆待ち時間が長い場合があるので、医療ニュースや単語帳などを持っていくと良い。
◆数ある大学の中でも比較的面接小論文の配点が高いため、対策はしっかりとすることをお勧めします。

備考
①討論前に7分間で文章を読みメモを取る。「この文章を読んで、自分で討論したいテーマを考えなさい。」と書いてある。その際、メモを取れる場合と取れない場合があるが、メモが取れる場合はメモを持って面接室に移動。
②部屋に入る前に自分の受験番号が書かれた紙を渡され、入室後自分の机上にあるカード立てに立てる。机上には①と同じ文章と共に質問カードが置いてある。
③質問カードには、受験生毎に異なる質問が書かれており、その質問に対して2分で考える。
④面接官の指示により(受験番号が早い順番等)1分で質問を読み、自分の考えを言い、討論したいテーマを述べる。
⑤残りの時間で各自の意見について自由に議論する。ディベートではなく、それぞれが意見を出し合うディスカッションである。しっかりと他の受験生の話を聞き、自分の意見を言うことが大切。

その他

子女枠採用に力を入れて入るが、たとえ親族に金沢医科大学の卒業生がいたとしても、ある程度の学力が無ければ不合格となる。

推薦入試は推薦者が必要だが、たとえ日本を代表する某有名企業の会長からの推薦でも、学力が無ければ不合格となる。

「可愛い子枠」採用なるものがあるとの都市伝説有り。

総合型選抜
募集・条件 15名 令和5年4月1日現在25歳以下の者 合格時入学確約 卒業後の臨床研究指定
選考方法 1次 基礎学力テスト(200点)英語(コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ、英語表現Ⅰ)・数学(Ⅰ・A)
・理科(物理基礎、化学基礎、生物基礎から2科目選択)、一般問題(文章理解力や一般常識問題)
2次 個人面接(140点15分)、自己推薦書(60点、出願時に提出)
受験者数合格状況 2023年度 定員:14名 受験者数:220名 合格者数:1次75名 2次18名 競争率:12.2
過去小論文適性試験等 <小論文>過去実施例~森と緑についての文章を読み、要約(60分、300字)

*募集人員の変更(令和4年→令和5年)
 一般選抜前期(65→72)、総合型選抜(21→14)

2024年 金沢医科大学医学部 合格上位高校

江戸川学園取手(茨城)3人
岐阜(岐阜)3人
大阪星光学院(大阪)3人
金沢大付(石川)2人
金沢泉丘(石川)2人
滝(愛知)2人
東海(愛知)2人
南山(愛知)2人
高田(三重)2人
四天王寺(大阪)2人
清風(大阪)2人
明星(大阪)2人
神戸女学院(兵庫)2人
智辯学園和歌山(和歌山)2人
明治学園(福岡)2人

2023年 金沢医科大学医学部 合格上位高校

東海(愛知)5人
弘学館(佐賀)4人
桐蔭学園(神奈川)3人
滝(愛知)3人
名古屋(愛知)3人
岡山白陵(岡山)3人
立命館慶祥(北海道)2人
三重(三重)2人
豊中(大阪)2人
清風(大阪)2人
高槻(大阪)2人
甲南女子(兵庫)2人
帝塚山(奈良)2人
修道(広島)2人
広島学院(広島)2人

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