鹿児島大学医学部の概要
国立大学(国立大学法人鹿児島大学)
偏差値:62.5(40〜45位/医学部82校中)
共通テスト得点率:81%
二次試験合格最低得点率:72.5%
定員:117名
医師国家試験合格率
新卒 2023年 97.2%、2022年 91.1%、2021年 96.4%
全体 2023年 93.4%、2022年 87.1%、2021年 92.5%
男女比
【2023年度】男:59.1%、女:40.9%
【2022年度】男:63.6%、女:36.4%
【2021年度】男:56.4%、女:43.6%
【2020年度】男:64.5%、女:35.5%
【2019年度】男:59.3%、女:40.7%
医学部以外の設置学部
法文学部、教育学部、理学部、歯学部、工学部、農学部、水産学部、共同獣医学部
【桜ヶ丘キャンパス】
医学部・歯学部・医歯学総合研究科
医学部・歯学部附属病院
〒890-8544 鹿児島市桜ヶ丘8丁目35番1号
TEL:099-275-5111(代表)
アクセス:JR指宿枕崎線宇宿駅下車、病院まで約1.4km、シャトルバスあり
【郡元キャンパス】
住所:〒890-8580 鹿児島市郡元1丁目21番24号
TEL:099-285-7111(代表)
アクセス:市電 〔市電2系統〕(郡元行き)「唐湊(とそ)」、「工学部前」電停下車
【下荒田キャンパス】
住所:〒890-0056 鹿児島市下荒田4丁目50番20号
TEL:099-286-4111(代表)
アクセス:市電 〔市電1系統〕(谷山行き)「騎射場」電停下車徒歩10分
建学の理念
「人間性豊かな」、「地域に貢献する」、「研究心旺盛な」、「国際的視野に立つ」医学・医療の担い手を育成すること
オープンキャンパス日程:8月1週目ごろ
鹿児島大学医学部の学費
学納金(2023年度)
初年度:817,800円
入学金:282,000円
授業料:535,800円
6年間の総額:3,496,800円
その他
医学部学友会の入会費:26,000円 (一般入学)、21,600円 (学士編入)
学生寮:月額700円~5,900円 (6年間)
鹿児島大学医学部の入試情報
倍率(一般前期):3〜7倍前後
入試日程:2月4週目の土日
後期試験:3月2週目の日曜日
大学入学共通テスト
国語(200)
数学(200)
理科(200)
外国語(200(400))
地歴公民(100)
合計(900)
個別試験(二次試験)
数学(200)
理科(400)
外国語(200)
面接(120)
合計(920)
合格最低点:得点率75〜82%前後
面接:個別面接(面接官3人、受験生1人)10分
小論文:後期試験にて実施、課題文読解型/800文字 40分
鹿児島大学医学部の二次試験の科目別受験対策・勉強法
鹿児島大学医学部の試験問題の各科目ごとの傾向と対策を記します(2023年現在)。
英語
-傾向-
問題は大問5問で構成され、長文読解2問、文法問題1問、和文英訳1問。
80~100語の自由英作文1問が出題される。
長文の長さは標準的。単語の難易度もそれほど高くない。
-対策-
英作文で若干の差がつく可能性がある。英語が苦手でも英作文さえ頑張れば対応可能。
和文英訳や自由英作文の対策によって差がつきやすい。シンプルな表現でも良いので、日本語の内容を英語に言い換える練習が必要である。
数学
-傾向-
大問5題。
第3問が数列、ベクトル、確率から選択する問題になっていることが特徴である。
良く出題される分野は微分積分と複素数だが、不定方程式や集合と論理など様々な分野が問われている。
問題難易度は標準的。
数Ⅲ微積、複素数平面が頻出。二次曲線もやや多めの出題。
-対策-
網羅系問題集を活用し、まずはインプット学習から始めよう。
アウトプットは地方国公立大レベルの問題集の演習が有効。下位旧帝大レベルの問題集まで取り組みたい。
物理
-傾向-
問題は大問4問で構成され、力学、電磁気、波動、熱から1問ずつ出題される。
分量こそやや多いものの問題の難易度は優しめ。
導出過程を書かせる問題が多い。
-対策-
『重要問題集』、『名門の森』などの標準問題集を丁寧にこなすだけでも合格点に到達する。
優しい問題が多いため、ちょっとしたミスが命と理になる。基礎的な問題をしっかりとおさえ、ミスをなくすための工夫を。急ぐあまりに計算ミスをしてしまう、といったことが無いようにしよう。
普段から導出過程を書くトレーニングをする。
化学
-傾向-
問題は大問5問で構成され、無機・有機・理論から全体的に出題される。
有機化学の比率が若干高い。
基礎的な単語・知識が問われる問題が比較的多い。
思考力を問う問題も奇抜なものはあまり出題されない。
-対策-
基礎固めをしっかりと行おう。
『重要問題集』等の標準的な問題集を周回するだけでも十分に合格点に到達可能。
時間が無ければA問題だけでも対応可能である。
生物
-傾向-
大問4問題。
分野の偏りはなく、ほとんどの分野からバランスよく出題されている。
分量・難易度ともに標準的か少し易しいくらいのレベル。
体内環境と神経が最頻植物生理も普通に出題されている。
-対策-
標準問題集を丁寧にこなした後、『生物記述論述問題の完全対策』等の論述用の問題集をこなせば、高得点が期待できる。
教科書に載っている単語の意味が説明できる程度の理解があれば、問題に慣れていくことで高得点を得ることも可能。
遺伝の出題もあるため時間があれば対策をしよう。
小論文
<後期>課題文読解型90分 200~400字程度
過去問
◆「「利他」とは何か」
◆「先端医療と向き合う 生老病死をめぐる問いかけ」(橳島次郎著)
◆「認知症フレンドリー社会」(徳田雄人著)
面接
形式
個人面接15分
面接官3人
過去問
◆大学志望理由
◆医師志望理由
◆理想の医師像
◆医療に関する本を読んだか
◆高校時代の部活動について
◆先輩や後輩にどう思われていたと思うか
◆後輩に対してコミュニケーションはどうだったか
◆得意、不得意科目、どう不得意を克服したか
◆他の受験校について
鹿児島大学医学の倍率
前期
2015年度 4.5
2016年度 6.2
2017年度 3.7
2018年度 4.8
2019年度 5.2
2020年度 4.8
2021年度 3.6
2022年度 3.9
後期
2015年度 12.1
2016年度 15.4
2017年度 8.8
2018年度 12.3
2019年度 15.8
2020年度 11.3
2021年度 12.7
2022年度 16.3
2024年 鹿児島大学医学部医学科 合格上位高校
鶴丸(鹿児島)26人
ラ・サール(鹿児島)11人
久留米大付設(福岡)4人
福岡大付大濠(福岡)4人
熊本(熊本)4人
甲南(鹿児島)4人
志學館高等部(鹿児島)4人
広島大付(広島)3人
東海(愛知)2人
宮崎大宮(宮崎)2人
鹿児島玉龍(鹿児島)2人
池田学園池田(鹿児島)2人
鹿児島修学館(鹿児島)2人
れいめい(鹿児島)2人
太田・県立(群馬)1人
東邦大付東邦(千葉)1人
筑波大付(東京)1人
戸山(東京)1人
八王子東(東京)1人
海城(東京)1人
頌栄女子学院(東京)1人
早稲田(東京)1人
敦賀気比(福井)1人
大阪桐蔭(大阪)1人
神戸(兵庫)1人
白陵(兵庫)1人
広島大付福山(広島)1人
呉三津田広島(広島)1人
基町(広島)1人
松山東(愛媛)1人
修猷館(福岡)1人
北筑(福岡1人
西南学院(福岡)1人
筑陽学園(福岡)1人
東筑紫学園(福岡)1人
明治学園(福岡)1人
佐賀西(佐賀)1人
佐世保北(長崎)1人
青雲(長崎)1人
大分上野丘(大分)1人
加治木(鹿児島)1人
加世田(鹿児島)1人
鹿屋(鹿児島)1人
楠隼(鹿児島)1人
樟南(鹿児島)1人
沖縄尚学(沖縄)1人
2023年 鹿児島大学医学部医学科 合格上位高校
鶴丸(鹿児島)32人
ラ・サール(鹿児島)13人
熊本(熊本)6人
久留米大付設(福岡)4人
加治木(鹿児島)3人
甲南(鹿児島)3人
樟南(鹿児島)3人
日比谷(東京)2人
修猷館(福岡)2人
青雲(長崎)2人
大分(大分)2人
上野丘(大分)2人
鹿児島玉龍(鹿児島)2人
鹿児島中央(鹿児島)2人
鹿児島第一(鹿児島)2人
志學館高等部(鹿児島)2人
竹園(茨城)1人
女子学院(東京)1人
逗子開成(神奈川)1人
洗足学園(神奈川)1人
旭丘(愛知)1人
滝(愛知)1人
大阪教大付(大阪)1人
池田(大阪)1人
三国丘(大阪)1人
大阪桐蔭(大阪)1人
四天王寺(大阪)1人
須磨学園(兵庫)1人
滝川(兵庫)1人
広島大付福山(広島)1人
基町(広島)1人
愛光(愛媛)1人
小倉(福岡)1人
大牟田(福岡)1人
西南学院(福岡)1人
大分東明(大分)1人
宮崎西(宮崎)1人
宮崎第一(宮崎)1人
川内(鹿児島)1人
楠隼(鹿児島)1人
鹿児島(鹿児島)1人
神村学園高等部(鹿児島)1人
尚志館(鹿児島)1人
沖縄尚学(沖縄)1人
昭和薬科大付(沖縄)1人