金沢大学医学部の概要
国立大学(国立大学法人金沢大学)
・偏差値:50.0(25〜30位/医学部82校中)
・共通テスト得点率:83%
・二次試験合格最低得点率:77.7%
・定員:117名
男女比
【2023年度】男:71.3%、女:28.7%
【2022年度】男:65.8%、女:34.2%
【2021年度】男:75.7%、女:24.3%
【2020年度】男:78.4%、女:21.6%
【2019年度】男:73.4%、女:26.6%
・医師国家試験合格率
新卒 2023年 90.2%、2022年 91.0%、2021年 95.5%
全体 2023年 88.1%、2022年 89.2%、2021年 91.6%
・医学部以外の設置学部
融合学域、人間社会学域、理工学域、医薬保健学域
TEL:076-264-5111
〒920-0934
石川県金沢市宝町13 医学類F棟
・アクセス
【宝町・鶴間キャンパス】
<バス停:小立野>まで 20分
金沢駅兼六園口(東口)6番乗り場発 11東部車庫・金沢学院大学・石川県立図書館・金沢大学附属病院行き 12湯涌・北陸大学行き(小立野経由) 16上辰巳・駒帰行き
金沢駅兼六園口(東口)8番乗り場発 13湯谷原・医王山 14太陽が丘ニュータウン行き(金商経由)
金沢駅金沢港口(西口)5番乗り場発 10東部車庫・金沢学院大学行き
【角間キャンパス】
<バス停:金沢大学自然研前,金沢大学中央又は金沢大学>まで 35分
金沢駅兼六園口(東口)8番乗り場発 93・94・97金沢大学行き(兼六園下経由)
・教育の理念
「人間性を重視し,かつ高度で総合的な能力を有する医療人・ 医学者の育成を図ることにより,世界の医療,健康,福祉に貢献する」
・ADMISSION POLICY
1.医学を学ぶために必要な基礎学力と問題解決能力のある人
2.知的好奇心が旺盛で、学ぶことへの集中力、忍耐力、持続性を備えている人
3.周囲に対する協調性や思いやりの心をもち、あらゆる面で自己啓発を怠らない人
4.建学の精神を理解したうえで本学の伝統を継承し将来発展させる人
・オープンキャンパス日程
8月2週目ごろ
金沢大学医学部の学費
学納金(2023年度)
初年度:817,800円
入学金:282,000円
授業料: 535,800円
教育充実費:-円
委託徴収金:-円
その他:-円
6年間の総額:3,496,800円
金沢大学医学部の入試情報
倍率(一般前期):2〜5倍前後
入試日程:2月4週目の土日
大学入学共通テスト
国語(100)
数学(100)
理科(100)
外国語(100(20))
地歴公民(50)
合計(450)
個別試験(二次試験)
数学(300)
理科(300)
外国語(300)
面接(150)
合計(1.050)
合格最低点:72〜79%前後
・面接
受験生1人に対して面接官3人。
時間は15分程度
学校推薦型選抜詳細
学部:医薬保健学域(医学類)
方式:学校推薦Ⅱ(一般枠)
募集人数:15人
出願期間:12/9~12/22
入試日:2/11
基準:4.3
選考方法 大学入学共通テストを課す
出願書類、高大接続プログラム課題等、口述試験
2022年度結果
志願者数:26人、合格者数:15人、競争率:1.7
方式:(特別枠-石川)
募集人数:10人
出願期間:12/9~12/22
入試日:2/11
基準:4.3
選考方法 大学入学共通テストを課す
出願書類、高大接続プログラム課題等、口述試験
2022年度結果
志願者数:15人、合格者数:10人、競争率:1.5
方式:(特別枠-富山)
募集人数:2人
出願期間:12/9~12/22
入試日:2/11
基準:4.3
選考方法 大学入学共通テストを課す
出願書類、高大接続プログラム課題等、口述試験
2022年度結果
志願者数:2人、合格者数:2人、競争率:1.0
金沢大学医学部の二次試験の科目別受験対策・勉強法
金沢大学医学部の試験問題の各科目ごとの傾向と対策を記します(2023年現在)。
英語
-傾向-
大問3題。
以前は要約問題も出題されていたが、2016年度以降からは出題されず、英問英答式の説明問題が出題されている。
英作文において2016年度以降は自由英作文の出題となっている。
設問形式が変わることはあるが、与えられた英文を正確に理解する力が常に求められる。
-対策-
早い段階から語彙力を高めることが重要。標準レベルの単語帳を仕上げ、余裕があれば高度な単語も覚える。
文法ルールを理解しながら段階的に読むことが効果的。
初めは構造を捉え、段階的に読むスピードを上げていく。
試験形式は英問英答。早めにこの形式に慣れ、内容説明問題では解答の根拠を見つけつつ解答を作成する習慣を身に着ける。
簡単な語句を使用し、文法的に誤りのないよう心がける。
実際に手を動かして解答を書き、添削を受けることで記述力を向上させていこう。
数学
-傾向-
大問4題。
試験時間が120分。記述式。
出題範囲は「数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(数列、ベクトル)」で、特に微・積分法とその応用、数列、極限、ベクトルは頻繁に出題される。
それぞれに3問程度の小問が付されることが多い。
標準的な難易度の問題も出題されている。
-対策-
基本的な公式や定理は完璧に頭の中に定着させるまで覚え込もう。
教科書や参考書の例題で解答の導き方をインプットしよう。
参考書や問題集で典型的な問題の解法を学習し、着実にものにしていこう。
思考過程も重視。解法だけでなく導き方にも注意。
物理
-傾向-
大問3題。
力学、電磁気からの出題が多いものの、各分野からバランスよく出題されている。
難易度は標準からやや難しいというレベル。
問題文が長く小問が多い。
描図問題と論述問題が例年出題されている。
与えられたデータから自分でグラフを描図する問題や、解答する際にグラフや図を書いて考えると解きやすい問題も出題されている。
-対策-
問題の分量が多いため、手際よく計算を行い、正確な結果を記入するスキルが求められる。
途中の計算ミスが致命的となるため、計算スピードと正確性を両立させるトレーニングをしよう。
物理的現象をイメージから数式に表現する力を養う。文字計算や式の証明に慣れる。
解法の詳細が示された問題集で基礎から始め、難易度を上げながらトレーニングを繰り返そう。
過去問を解くことで難問にも対処でき、与えられたデータから正確なグラフを描く問題に備える。
教科書や参考書を活用して、実際に描図やグラフの練習を行う。
化学
-傾向-
大問数は6題あり、その内4題を解答する形式。
試験時間は物理と合わせて2科目で120分の記述形式。
標準的な問題が多いが、問題量が非常に多い。
毎年、理論・無機・有機の分野から出題されているが、割合的には理論の割合がやや大きくなっている。
理論・無機では、毎年各分野に関する問題が幅広く出されている傾向がある。
解答形式は記述を中心に、選択問題、計算・論述・描図法等が出題される。
一問一答の用語や化学式、数値、物質名などを書かせる問題も出題される。
計算問題では答えのみを記す形式が多かったが、近年では計算過程を求めるものが増加傾向にある。
ほとんどの論述問題には字数制限がある。問題によっては70~90字程度の長文論述が求められることもある。
-対策-
問題量が多いため、時間配分は常に意識しておかなければならない。
理論分野は基礎的な学習が鍵。無機分野では製法や反応式を、有機分野では化合物の関係や反応名を把握する。
論述問題の対策として、文章の練習が重要。最初は字数にこだわらず、内容と用語のい重点を置いて練習する。
鉄の濃硝酸に対する反応理由や、酢酸のヨードホルム反応の理由など、特定のテーマについて多くの文章を書く練習が有効。
面接
形式
個人面接 10~15分、面接官 3人
過去問
◆自分の良いところをアピール(1分)
◆今まで挫折を経験したことはあるか、そのエピソードを詳しく
◆大学に入学した後の抱負(1分)
◆研究医になりたいようだが、研究がしたいなら別に医学部でなくてもいいのでは
◆入学してから大学に来なくなったり、辞めたりする医学生がいるが、あなたもそうなり得る要素は持っていると思うか
◆自身の長所と短所
◆将来、職場で嫌な人と共に働かなくてはならなくなった時どうするか
◆何故医師を目指すのか、また何故金沢大学を受験したのか
◆最近気になる医療系のニュース
◆高校を卒業してから今日までどのように過ごしてきたか
一見ぱっと答えにくい質問もありますが、大体終始穏やかなムードで、圧迫面接と感じることはなく、オーソドックスな質問なので、必要以上に準備をしたり緊張する必要はないと思います。
金沢大学医学部の倍率
2015年度 3.5倍
2016年度 4.2倍
2017年度 3.1倍
2018年度 4.2倍
2019年度 2.9倍
2020年度 3.7倍
2021年度 3.8倍
2022年度 2.9倍
2024年 金沢大学医薬保健学域医学類 合格上位高校
金沢大付(石川)14人
金沢泉丘(石川)14人
富山中部(富山)8人
藤島(福井)6人
高志(福井)4人
東海(愛知)3人
土浦第一(茨城)2人
水戸第一(茨城)2人
湘南(神奈川)2人
金沢錦丘(石川)2人
小松(石川)2人
西京(京都)2人
高槻(大阪)2人
立命館慶祥(北海道)1人
聖ウルスラ英智(宮城)1人
古河中教(茨城)1人
竹園(茨城)1人
前橋・県立(群馬)1人
浦和・県立(埼玉)1人
浦和明の星女子(埼玉)1人
開智(埼玉)1人
栄東(埼玉)1人
芝浦工大柏(千葉)1人
筑波大付駒場(東京)1人
青山(東京)1人
大泉(東京)1人
九段中教(東京)1人
日比谷(東京)1人
桜蔭(東京)1人
鷗友学園女子(東京)1人
海城(東京)1人
東京農大第一(東京)1人
早稲田(東京)1人
フェリス女学院(神奈川)1人
新潟(新潟)1人
富山第一(富山)1人
飯田(石川)1人
星稜(石川)1人
武生(福井)1人
駿台甲府(山梨)1人
旭丘(三重)1人
岡崎(愛知)1人
桜台(愛知)1人
滝(愛知)1人
津(三重)1人
同志社(京都)1人
洛星(京都)1人
立命館(京都)1人
北野(大阪)1人
四天王寺(大阪)1人
明星(大阪)1人
長田(兵庫)1人
甲南(兵庫)1人
甲陽学院(兵庫)1人
灘(兵庫)1人
白陵(兵庫)1人
東大寺学園(奈良)1人
田辺(和歌山)1人
智辯学園和歌山(和歌山)1人
岡山大安寺中教(岡山)1人
広島大付福山(広島)1人
宮崎西(宮崎)1人
2023年 金沢大学医薬保健学域医学類 合格上位高校
金沢大付(石川)15人
金沢泉丘(石川)14人
藤島(福井)9人
高岡(富山)6人
片山学園(富山)3人
小松(石川)3人
札幌西(北海道)2人
前橋・県立(群馬)2人
筑波大付駒場(東京)2人
早稲田(東京)2人
新潟(新潟)2人
七尾(石川)2人
高志(福井)2人
東海(愛知)2人
立命館慶祥(北海道)1人
仙台第二(宮城)1人
東北学院(宮城)1人
秋田(秋田)1人
宇都宮女子(栃木)1人
高崎(群馬)1人
浦和・県立(埼玉)1人
栄東(埼玉)1人
東邦大付東邦(千葉)1人
国立(東京)1人
日比谷(東京)1人
鷗友学園女子(東京)1人
本郷(東京)1人
栄光学園(神奈川)1人
桐光学園(神奈川)1人
森村学園高等部(神奈川)1人
富山中部(富山)1人
金沢桜丘(石川)1人
金沢錦丘(石川)1人
甲陵(山梨)1人
長野・県立(長野)1人
長良(岐阜)1人
浜松北(静岡)1人
旭丘(愛知)1人
一宮(愛知)1人
岡崎(愛知)1人
豊田西(愛知)1人
明和(愛知)1人
津(三重)1人
四日市(三重)1人
西京(京都)1人
東山(京都)1人
甲南(兵庫)1人
滝川第二(兵庫)1人
東大寺学園(奈良)1人
岡山白陵(岡山)1人
AICJ(広島)1人
福岡(福岡)1人