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未来の医師へ──試験本番で力を発揮するために

こんにちは。
医学部合格を目指して勉強に励む皆さん、
いかがお過ごしでしょうか?

今回は「緊張」をテーマに、
試験本番で
実力を最大限に引き出すためのヒントを
お届けします。

医学部入試という大舞台に立つ皆さんにとって、
きっと役立つ内容ですので、
ぜひ最後までお読みください。

緊張は敵ではない──むしろ味方にしよう

入試当日、緊張しない人は
ほとんどいないでしょう。

特に医学部入試は難易度が高く、
長い準備期間を経て迎える試験ですから、
そのプレッシャーも相当なものです。

中には、親が医師で
幼い頃から、
「お前には将来、うちの病院を継いで欲しい」
などと言われ続けているような受験生は、
「もしこの受験が失敗したらどうしよう?」
と大きなプレッシャーや
責任感を感じて、
試験問題が頭に入ってこないなどという
最悪の事態に陥ってしまうこともあります。

これ、実際に何年かに1回はある話です。
なので、「自分は大丈夫」などとタカを括らず、
試験会場での緊張との付き合い方は
一応は知っておいた方が良いでしょう。

とはいえ、
先述した内容と矛盾するかもしれませんが、
適度な緊張であれば、
それは必ずしも悪いものではありません。

適度な緊張を感じている人は、
集中力や瞬発力を高める効果があることが
科学的にも証明されています。

たとえば、手術室に入る外科医も、
適度な緊張感を持ちながら患者に向き合います。

それが集中を高め、
手術の成功率を上げる秘訣だからです。

よく運動部などでコーチからは
「肩の力を抜け、もっとリラックスしろ」と
声をかけられたことがある人もいるかもしれませんが、
もちろん、リラックスモードも
パフォーマンスを上げるためには大切かもしれませんが、
リラックスのしすぎ、
つまり、弛緩しきった状態では、
本来の力を発揮できないのです。

だからこそ。
緊張している自分を否定せず、
「これは自分が集中している証拠だ」と受け入れることで、
心の安定につなげることができます。

試験会場でも同じこと。
緊張を自分の味方につけることで、
より良いパフォーマンスが可能になるのです。

深呼吸で心を落ち着ける習慣をつける

試験本番で緊張が過度になると、
体も心も固まってしまいがちです。

そんなときこそ「深呼吸」が効果的。

特に、息を吐く時間を長くすることで
副交感神経が優位になり、
心拍が安定してリラックスできます。

具体的には、以下を試してみてください:

4秒で息を吸う → 8秒かけて息を吐く

吸うより吐く方を長くすることを意識

この方法は、ヨガや瞑想でも使われる
リラクゼーションの基本です。

医療現場では、ストレスを抱える
患者さんに呼吸法を指導することもありますから、
将来、医師になったときにも役立つ知識です。

試験会場で「自分の空間」を作ろう

医学部入試では、多浪生や見慣れない他校の受験生たちが目に入り、
気後れしてしまうこともあるでしょう。

しかし、彼らも同じ人間であり、
同じく緊張を感じています。

大切なのは、自分が「自分のペースを守ること」です。

そのためには以下の方法を実践してみてください。

・早めに会場に到着する
早めに行くことで、精神的に優位に立てます。
手術前の医師も、患者の状態を事前に確認することで
心の準備を整えています。
あなたも同じように、会場に早く着き、
自分のリズムを作りましょう。

自分の空間を確保する

座席に着いたら、
深呼吸をしながら周囲に惑わされない
「自分だけの空間」をイメージしてください。
医学部の実習でも、集中力を保つには
周囲を遮断する力が求められます。
それを今から練習すると思えば、意識が切り替わるはずです。

「場慣れ」も本番力のカギ

試験本番は、日常とは違う環境です。
試験室には他人の咳払いや鉛筆の音が響き、
予期しない雑音に気を取られることもあるでしょう。
そのため、時には、日常的に少しざわついた環境での
学習を取り入れてみると良いでしょう。

たとえば、図書館やカフェ、
塾や予備校の自習室で勉強することで、
「雑音の中でも集中する力」を鍛えましょう。

この練習は、将来、忙しい病院で働くときにも役立ちます。
医師として、どんな状況でも冷静に判断を下す力を養う第一歩です。

試験会場への「下見」は忘れずに

医学部入試は、全国各地の試験会場で行われることが多いです。
慣れない土地で道に迷ってしまったら、
それだけで緊張が倍増してしまいます。
前日までに会場をしっかり下見し、
安心して試験当日を迎えましょう。

迷子にならないためには、
駅から会場までのルートを
スマートフォンでシミュレーションしておくことも効果的です。
「知らないことへの不安」をなくすことで、心の余裕が生まれます。

最後に──「未来の医師」である自分を信じて

医学部入試は長い受験生活の集大成。
これまで積み重ねてきた努力を信じて、
試験に挑んでください。

適度な緊張は、
あなたの力をさらに引き出してくれる
パートナーになってくれる可能性があります。

一見ネガティヴなイメージのある「緊張」も
医学部合格のための「味方」として
引き入れてしまいましょう!

未来の患者さんたちが、
あなたの合格を心待ちにしています。

どんな時も、自分を信じて前に進んでくださいね!

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