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奈良県立医科大学医学部入試 合格対策と勉強法

奈良県立医科大学医学部の概要

 

公立大学(公立大学法人奈良県立医科大学)

偏差値:70.0(25〜30位/医学部82校中)
共通テスト得点率:86%
定員:115名
医師国家試験合格率:新卒 2023年 99.0%、2022年 95.5%、2021年 92.9%
          全体 2023年 91.8%、2022年 93.5%、2021年 89.7%
男女比 
【2023年度】男:69.9%、女:30.1%
【2022年度】男:69%、女:31%
【2021年度】男:72.6%、女:27.4%
【2020年度】男:66.4%、女:33.6%
【2019年度】男:75.2%、女:24.8%

倍率(一般前期):6〜15倍前後

住所 〒634-8521 奈良県橿原市四条町840番地

TEL 0744-22-3051(代表) ※番号非通知はつながりません

アクセス
JR万葉まほろば線畝傍駅下車 徒歩約10分
近鉄大和八木駅下車 徒歩約15分又はバス約8分
近鉄八木西口駅下車 徒歩約8分

建学の精神
最高の医学と最善の医療をもって地域の安心と社会の発展に貢献します。

理念
医学、看護学およびこれらの関連領域で活躍できる人材を育成するとともに、国際的に通用する高度の研究と医療を通じて、医学および看護学の発展を図り、地域社会さらには広く人類の福祉に寄与すること

オープンキャンパス日程
医学科の開催は未定

奈良県立医科大学医学部の学費

 

学納金(2023年度)
初年度:県内生817,800円 県外生1,337,800円
入学金:県内生282,000円、県外生802,000円
授業料:535,800円
6年間の総額:県内生3,496,800円、県外生4,016,800円
その他
学⽣教育研究災害傷害保険:4,800円
学研災付帯学⽣⽣活総合保険:49,020円
寄同窓会準会員会費(⼊会⾦):30,000円

 

奈良県立医科大学医学部の入試情報

 

入試日程:前期試験:2月4週目の土日
後期試験:3月2週目の日曜日
合格最低点:得点率69〜79%前後
試験時間180分(この時間内に英語・数学・理科の3教科を解答する)
面接:個別面接(面接官2人:受験生1人)10分程度

共通テスト 科目別配点

※奈良県立医科大学の配点/共通テストの配点
英語:200/200
国語:100/200
数学:200/200
理科1:150/100
理科2:150/100
地歴・公民:100/100
合計:900/900

2次試験 科目別配点

英語:―
数学:―
理科1:―
理科2:―
面接:点数化せず
小論文:100
合計:100

 

奈良県立医科大学医学部の科目別受験対策・勉強法

 

奈良県立医科大学医学部の試験問題(2次)の各科目ごとの傾向と対策を記します(2023年現在)。

英語

-傾向-
大問3問(長文読解問題1問、英作文問題2問)
長文読解では基本的に日本語での記述、および英訳が求められる。
大問2の英作文は、大問1の長文内容に若干絡む英作文で、文字数は120ワード前後
大問3の英作文は、独立した英作文で、80ワード程度

-対策-
読解力のみならず、英作文の力をつけることが肝要。
『大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編』など、英作文の問題集を徹底的にやりこもう。

数学

-傾向-
大問数は5,6問。
難易度は標準〜やや難。
大問1〜4:短答式、大問5:記述式。典型問題は少ないが序盤の問題は解答可能。
解きやすい問題、解きにくい問題がはっきりと分かれている。
短答式で確率&ベクトル、記述式で数3微積が頻出。
数2微積、速度、データの分析等、二次試験の数学ではマイナーな出題に注意。
空欄補充型の問題が出題され、記述で解答する問題は少ない。

-対策-
ベクトル・数列問題、確率が頻出のため、数AとBは『基礎問題精講』などを用いて基礎を固めよう。

物理

-傾向-
大問は3〜4題程度の出題。
基本から標準レベルの問題が多く、応用問題の出題は少ない。
ほぼ全ての問題が空所補充形式。
力学と電磁気が高頻出。次いで波動や熱力学もよく出題されている。

-対策-
ある程度の基礎が固まったら、頻出問題に焦点を絞って『物理のエッセンス 力学・波動』や『物理のエッセンス 熱・電磁気・原子』で仕上げを使用。

化学

-傾向-
難易度は標準レベル、もしくは標準レベルよりもやや易しめ。
1ページほどの小問が20問弱ほど出題される形式。

-対策-
レベルは「重要問題集」のA問題のレベルが解ければ十分対応できる。
基礎問題、標準問題を短時間でミスなく解答。直前は高分子の分野をフォロー。
やや煩雑な計算問題もあり。

生物

-傾向-
大問数は10問前後の構成。
難易度は標準レベル。
植物生理、生態、進化など分野の偏りはほとんどないが、問題数が多く、字数指定のない記述問題なども出題される。
知識問題が殆どで考察問題はあまり出ない。

-対策-
『基礎問題精講』の標準的なレベルの問題集から『生物用語の完全制覇』等、やや難しめの問題集までバランスよく学習する必要がある。
『生物 記述・論述問題の完全対策』などで論述対策も抜かりなく!

面接

面接試験 質問内容
◆医師を志望した理由は何か
◆本学を志望した理由は何か
◆将来はそのような医師になりたいと思っているか
◆志望する診療科は
◆チーム医療において医師に一番求められる資質
◆医学の研究は他学部でもできるが、医学部を目指した理由は何か
◆どのような分野の研究をしたいか
◆高校時代、勉強以外に頑張ったことは何か
◆出身高校はどのような高校か
◆理想の医師像とそのためにすべきこと
◆趣味は何か
◆自分の長所と短所について、短所を克服するために心がけていることはあるか。それは何か
◆奈良県で働く気持ちはあるか
◆奈良県南部の地域医療の問題について
◆医学部の6年間はハードだが、やっていける自信はあるか

※再面接が課される場合がある
※面接前に面接シートに学歴・自己PR・志望理由など記入する。(約15分)

 

小論文

2024年度から実施され、120分
論理的思考力、着想力・構想力、説明力、表現力などを評価される

奈良県立医科大学医学部の倍率

 

前期
2015年度 13.8倍
2016年度 8.7倍
2017年度 14.7倍
2018年度 9.1倍
2019年度 9.3倍
2020年度 7.4倍
2021年度 7.0倍
2022年度 6.5倍

後期
2015年度 20.2倍
2016年度 15.7倍
2017年度 26.8倍
2018年度 17.5倍
2019年度 15.0倍
2020年度 18.3倍
2021年度 16.8倍
2022年度 24.7倍

 

その他

附属病院はドクターヘリを運用している。
学生の男女比は、およそ3:1。

2024年 奈良県立医科大学医学部医学科 合格上位高校

東大寺学園(奈良)7人
四天王寺(大阪)6人
帝塚山(奈良)6人
西大和学園(奈良)6人
北野(大阪)5人
清風南海(大阪)4人
甲陽学院(兵庫)4人
奈良(奈良)4人
洛南(京都)3人
天王寺(大阪)3人
大阪星光学院(大阪)3人
灘(兵庫)3人
奈良女子大付中教(奈良)3人
奈良学園(奈良)3人
智辯学園和歌山(和歌山)3人
大阪教大付池田(大阪)2人
大阪桐蔭(大阪)2人
開明(大阪)2人
西(東京)1人
海城(東京)1人
山梨学院(山梨)1人
岐阜(岐阜)1人
旭丘(愛知)1人
岡崎(愛知)1人
愛知工大名電(愛知)1人
海陽中教(愛知)1人
膳所(滋賀)1人
西京(京都)1人
洛星(京都)1人
咲くやこの花(大阪)1人
八尾(大阪)1人
清風(大阪)1人
高槻(大阪)1人
帝塚山学院泉ヶ丘(大阪)1人
明星(大阪)1人
神戸大付中教(兵庫)1人
神戸(兵庫)1人
須磨学園(兵庫)1人
滝川(兵庫)1人
郡山(奈良)1人
聖心学園中教(奈良)1人
智辯奈良カレッジ(奈良)1人
AICJ(広島)1人
久留米大付設(福岡)1人
宮崎西(宮崎)1人

2023年 奈良県立医科大学医学部医学科 合格上位高校

東大寺学園(奈良)16人
四天王寺(大阪)10人
甲陽学院(兵庫)6人
灘(兵庫)6人
奈良(奈良)6人
帝塚山(奈良)6人
西大和学園(奈良)6人
大阪星光学院(大阪)5人
大阪教大付天王寺(大阪)4人
清風(大阪)4人
清風南海(大阪)3人
畝傍(奈良)3人
洛南(京都)2人
北野(大阪)2人
天王寺(大阪)2人
大阪桐蔭(大阪)2人
高槻(大阪)2人
奈良学園(奈良)2人
東邦大付東邦(千葉)1人
日比谷(東京)1人
渋谷教育学園渋谷(東京)1人
浅野(神奈川)1人
静岡(静岡)1人
旭丘(愛知)1人
豊田西(愛知)1人
東海(愛知)1人
嵯峨野(京都)1人
洛星(京都)1人
茨木(大阪)1人
開明(大阪)1人
小林聖心女子学院(兵庫)1人
白陵(兵庫)1人
奈良女子大付中教(奈良)1人
奈良学園登美ヶ丘(奈良)1人
智辯学園和歌山(和歌山)1人
岡山朝日(岡山)1人
広島大付福山(広島)1人
愛光(愛媛)1人
明治学園(福岡)1人
青雲(長崎)1人
ラ・サール(鹿児島)1人

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