まずはこの言葉。
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医学部受験はゴールじゃない!
スタート地点に立つための試験だよ。
これ、結構大事なのことなので、覚えておきましょう。
そう、医学部受験は、他の学部の大学受験勉強とは少々違います。
医学部受験は、将来は医師、あるいは研究者になるための「就職試験」と考えても良いでしょう。
勉強して試験に合格するための学力を身につけることは大切ですし、あなたも、日々、受験勉強を頑張っていらっしゃることでしょう。
応援します!
しかし、それ以前の「心構え」として重要なことは、
あなたが本当に心から医師になりたいという気持ち
これがとても大切です。
将来、医師として
どのように社会に貢献したいのか。
将来のあなたの「医師像」を明確にすることが、
合格につながる大きな一歩となります。
なぜ将来の「医師像」を持つことが大切なのかというと……
まずは「モチベーションの維持」につながるからです。
勉強が辛くなった時、将来のビジョンを持っていれば、
「なぜ医学部を目指しているのか」
という原点を思い出し、やる気を維持することができます。
そして、面接対策にも直結します。
医学部では、入学試験の面接で、
「なぜ医師になりたいのか」という質問が
必ずと言っていいほど出されます。
将来の医師像が明確であれば、自信を持って自分の考えを面接官に伝えることができます。
そして、将来医師になってからも、将来の医師像を持つことは、目標に向かって努力し続けるためには不可欠です。
では、どのように「医師像」を描けば良いのでしょう?
具体的なイメージを持つことがとても大切です。
「人の役に立ちたい」という漠然とした考えではなく、
「小児科医になって、子どもたちの笑顔を守りたい」
「外科医になって、難病と闘う患者さんを救いたい」
など、具体的なイメージを持つようにしましょう。
自分の経験と結びつけることも有効ですし、説得力がありますね。
過去の自分の病気の経験や、身近な人の病気などを振り返り、
なぜ医師になりたいのか、どのような医師になりたいのかを考えてみましょう。
さらに、先生や先輩、家族などに、自分の将来の医師像について相談してみるのも良いでしょう。
客観的な意見をもらうことで、新たな気づきが得られるかもしれません。
面接対策として、今すぐできて、効果がある方法は将来の医師像をノートに書き出してみることです。
具体的な言葉で表現することで、より鮮明なイメージを持つことができます。
その際、ロールモデルを持つとより実感が湧くと思います。
尊敬する医師や、医療ドラマの登場人物など、自分のロールモデルを探してみましょう。
その人の生き方や考え方を参考に、自分の医師像を築いていきましょう。
医学部受験は、単なる学力試験ではありません。
人の命、人の健康を預かる大切な仕事。
これを生涯全うしていけるのか?
将来医師となった時のあなたの使命は何ですか?
受験勉強の合間に、お風呂に入っている時や寝る前などに、このようなことを考えるようにしてみましょう。
将来の医師像を明確にすることは、合格への近道となるだけでなく、医師としての成長にもつながるのです。