山梨大学医学部の概要
国立大学(国立大学法人山梨大学)
偏差値:70〜74前後(5〜10位/医学部82校中)
共通テスト得点率:86%
定員:125名
医師国家試験合格率
新卒 2023年 91.6%、2022年 95.6%、2021年 91.2%
全体 2023年 91.2%、2022年 95.2%、2021年 90.7%
男女比
【2023年度】男:70.4%、女:29.6%
【2022年度】男:74.4%、女:25.6%
【2021年度】男:73.6%、女:26.4%
【2020年度】非公開
【2019年度】非公開
医学部以外の設置学部:教育学部、工学部、生命環境学部
TEL:055-273-1111(代表)
〒409-3898
山梨県中央市下河東1110番地
アクセス:JR身延線「常永(じょうえい)駅」から南東方向 所要時間 約15分
建学の理念
豊かな人間性と倫理性を備え、広い知識と深い専門性を有して、地域社会・国際社会に貢献できる人材を養成する教育・研究を行います。
オープンキャンパス日程:8月2週目ごろ
山梨大学医学部の学費
学納金(2023年度)
初年度:817,800円
入学金:282,000円
授業料:535,800円
教育充実費:-円
委託徴収金:-円
その他:-円
6年間の総額:3,496,800円
山梨大学医学部の入試情報
倍率(一般前期):11〜18倍前後
後期試験:3月2週目の日曜日
大学入学共通テスト
国語(200)
数学(100)
理科(100)
外国語(600)
地歴公民(100)
合計(1100)
個別試験(二次試験)
数学(600)
理科(600)
面接(-)
合計(1200)
合格最低点:28〜39%前後
面接:面接官2~3人、受験生3人 5~10分程度
山梨大学医学部の二次試験の科目別受験対策・勉強法
山梨大学医学部の試験問題の各科目ごとの傾向と対策を記します(2023年現在)。
英語
二次試験に英語がありません。
数学
-傾向-
大問5題。
試験時間は120分。
記述式。
難易度は標準~難レベル。
頻出範囲は数列、ベクトルだが、例年、微・積分法、確率からの出題も多く、それらは数列の整数問題などと絡みあい、様々な分野が融合した内容である。
特に確率は、毎年、ユニークで計算力の必要な問題が出されている。
証明問題が出題されることが多く、年度によっては図示問題も出題されている。
-対策-
基本事項、定理・公式を確実に覚え、使えるようにしておこう。
重要な定理・公式の証明や導き方も理解し、応用力を養おう。
煩雑な計算力を日常の学習で磨き、要領よく処理する意識を持つことが大切。
問題範囲を広くカバーし、標準程度の問題集で知識整理と実戦力を向上させる。
定型問題以外の解法も学び、微・積分法や確率などの頻出項目を深く勉強する。
図形に関する問題に柔軟に対応できるよう、適切な方法を学ぶ。
理系上級レベルの問題集で応用力を高め、証明や記述問題では思考過程をまとめる。
融合問題や思考力を要する問題に備え、頻出項目を深く理解し、過去問を通じて出題形式に慣れるるようにしよう。
物理
-傾向-
大問4題。
試験時間は理科2科目120分。
記述式。
例年、力学・電磁気・熱力学・波動から出題されているが、2017年度は波動(光)をからめた原子分野の問題が出題された。
計算過程や考え方などの記述を求められる形式がほとんどで、物理用語や基本法則・公式の説明が要求される論述形式の設問、描図問題も出題されることがある。
難易度は個々の小問についてみると、基本的ないし標準的レベルのものが大部分であるが、試験時間に対して小問の総数は多い。
-対策-
教科書を中心に学習し、高校教科書の基本事項を要約してノートにまとめる習慣をつけよう。
論述問題対策として、物理の理論体系を生かし、絞り込んで要約することで知識を体系化していこう。さらに、過去問から論述・描図を必要とする問題を選び、内容や形式を理解するようにしていこう。
とにかく手を動かして考察し、ノートに記述することが大切で物理的思考力・理解力を養っていこう。
化学
-傾向-
大問3題。
有機分野からの出題が全体の約3分の1程度、理論分野からの出題が約3分の2を占めている。
化学反応式や計算問題は、標準的な問題で構成されている。
ほとんどが記述式で問われており、論述問題もほぼ毎年出題されている。
難易度は基本~標準レベルの問題から思考力を要する応用問題まで幅広く出題されている。
全体としては標準的なものが中心であるが、難問も出題されている。
-対策-
化学平衡と平衡移動に注目し、計算と論述形式の両方で解答できるようにしておこう。
電池、電気分解では変わった視点に対応できるよう、化学反応式や内容を理解していこう。
酸・塩基、中和は論述にも対応できるように学習しよう。
金属の性質や気体の発生装置などの無機分野も論述や描図問題に備えておこう。
有機分野では芳香族化合物やアミノ酸・タンパク質からの出題に焦点を充てて学習しよう。
フローチャートを活用して誘導体を整理し、実験処理に必要な薬品の使用目的も考慮しながら学習を進めよう。
糖類やアミノ酸・タンパク質は問題演習を通じて基礎的な知識を理解するようにしよう。
論述問題では簡潔で本質的な理解が求められるので、過去問や問題集で練習し、添削を受けることが有効。
生物
-傾向-
大問4題。
細胞生物・分子生物の出題頻度が高く、代謝・体内環境も頻出。
体内環境からの出題が比較的多い。
HIVや遺伝子疾患、免疫系のしくみなど、ヒトに関連する内容が多く出題されている。
遺伝情報、細胞、代謝、生殖・発生からの出題も多い。
2018年度や2020年度の植物の反応、2019年度の光合成のように、植物分野から出されることもある。
論述問題は、字数制限はなく、解答欄の大きさに合わせて解答する形式である。
描図問題や計算問題が出題されることもある。
標準レベルの問題が多いが、論述問題が出題されている。
-対策-
重要語句を理解し、簡潔な文章で説明できるように教科書から練習。
とにかく論述問題対策は必須。用語ノートを作成し、知識を定着させ、説明できるようにしよう。また、教科書や資料集の代表的な図やグラフをノートに整理していくのも効果的。
実験に関連した問題や解析・考察が必要な問題に備え、基本操作や考察の過程を整理してまとめるようにしよう。
特に医療関連の分野の最新情報にも注意し、生物に関する最新情報にもアンテナを張っておこう。
面接
形式
*2024年度から、面接を1グループ6人の集団討論形式に変更
集団討論 6人 30分
*2023年度までは以下
集団面接 2~4人 10分程度
面接官:2~4人
過去問
*以下は2023年度までの質問例
・これからの医療で重要になってくる要素は何か
・山梨大学を志望した理由
・どんな医師になりたいか
・なぜ医師をめざすのか
・自分が医師に向いていると思う点は何か
山梨大学医学部の倍率
2015年度 14.2倍
2016年度 13.4倍
2017年度 18.0倍
2018年度 14.0倍
2019年度 14.4倍
2020年度 12.3倍
2021年度 11.7倍
2022年度 18.0倍
2024年 山梨大学医学部医学科 合格上位高校
甲府南(山梨)7人
駿台甲府(山梨)7人
筑波大付駒場(東京)6人
甲陵(山梨)6人
開成(東京)5人
吉田(山梨)4人
豊島岡女子学園(東京)3人
甲府第一(山梨)3人
甲府東(山梨)3人
東海(愛知)3人
愛光(愛媛)3人
渋谷教育学園幕張(千葉)2人
筑波大付(東京)2人
駒場東邦(東京)2人
早稲田(東京)2人
横浜翠嵐(神奈川)2人
金沢大付(石川)2人
富士学苑(山梨)2人
山梨学院(山梨)2人
旭丘(愛知)2人
灘(兵庫)2人
高松(香川)2人
札幌南(北海道)1人
北嶺(北海道)1人
福島・県立(福島)1人
水戸第一(茨城)1人
秀明(埼玉)1人
お茶の水女子大付(東京)1人
桜修館中教(東京)1人
日比谷(東京)1人
両国(東京)1人
麻布(東京)1人
桜蔭(東京)1人
海城(東京)1人
吉祥女子(東京)1人
暁星(東京)1人
頌栄女子学院(東京)1人
城北(東京)1人
女子学院(東京)1人
白百合学園(東京)1人
東京農大第一(東京)1人
本郷(東京)1人
武蔵(東京)1人
高田(新潟)1人
富山中部(富山)1人
日川(山梨)1人
磐田南(静岡)1人
沼津東(静岡)1人
浜松北(静岡)1人
岡崎(愛知)1人
時習館(愛知)1人
滝(愛知)1人
洛星(京都)1人
北野(大阪)1人
四天王寺(大阪)1人
清風(大阪)1人
高槻(大阪)1人
長田(兵庫)1人
東大寺学園(奈良)1人
鳥取西(鳥取)1人
松江北(島根)1人
ラ・サール(鹿児島)1人
2023年 山梨大学医学部医学科 合格上位高校
甲府南(山梨)13人
駿台甲府(山梨)9人
桜蔭(東京)5人
甲陵(山梨)5人
山梨学院(山梨)5人
栄光学園(神奈川)4人
東海(愛知)4人
浦和明の星女子(埼玉)3人
麻布(東京)3人
浦和・県立(埼玉)2人
渋谷教育学園幕張(千葉)2人
海城(東京)2人
早稲田(東京)2人
吉田(山梨)2人
滝(愛知)2人
大阪星光学院(大阪)2人
神戸(兵庫)2人
ラ・サール(鹿児島)2人
札幌北(北海道)1人
仙台二華(宮城)1人
会津学鳳(福島)1人
福島・県立(福島)1人
土浦第一(茨城)1人
栃木(栃木)1人
春日部(埼玉)1人
市川(千葉)1人
東邦大付東邦(千葉)1人
筑波大付(東京)1人
学芸大付(東京)1人
小石川中教(東京)1人
西(東京)1人
日比谷(東京)1人
武蔵・都立(東京)1人
吉祥女子(東京)1人
光塩女子学院(東京)1人
国学院大久我山(東京)1人
芝(東京)1人
女子学院(東京)1人
巣鴨(東京)1人
豊島岡女子学園(東京)1人
浅野(神奈川)1人
富山中部(富山)1人
金沢大付(石川)1人
小松(石川)1人
甲府西(山梨)1人
富士学苑(山梨)1人
山梨英和(山梨)1人
浜松北(静岡)1人
一宮(愛知)1人
明和(愛知)1人
大阪教大付池田(大阪)1人
茨木(大阪)1人
天王寺(大阪)1人
大阪桐蔭(大阪)1人
興國(大阪)1人
四天王寺(大阪)1人
高槻(大阪)1人
甲南女子(兵庫)1人
灘(兵庫)1人
西大和学園(奈良)1人
田辺(和歌山)1人
広島大付(広島)1人
広島(広島)1人
徳島市立(徳島)1人
嘉穂(福岡)1人
五島(長崎)1人
熊本(熊本)1人