横浜市立大学医学部の概要
公立大学(公立大学法人横浜市立大学)
偏差値:67.5(5〜10位/医学部82校中)
共通テスト得点率:86%
定員:90名
二次試験合格最低得点率:59.0%
医師国家試験合格率
新卒 2023年 97.9%、2022年 98.6%、2021年 95.8%
全体 2023年 97.9%、2022年 98.7%、2021年 94.9%
男女比
【2023年度】男:62.2%、女:37.8%
【2022年度】男:57.1%、女:42.9%
【2021年度】非公開
【2020年度】男:55.7%、女:44.3%
【2019年度】男:63.3%、女:36.7%
医学部以外の設置学部
国際教養学部、国際商学部、理学部、データサイエンス学部
【金沢八景キャンパス】
住所:〒236-0027 横浜市金沢区瀬戸22-2
TEL:045-787-2311(代表)
▼アクセス
京浜急行線・シーサイドライン「金沢八景駅」下車徒歩5分
「横浜駅」から京浜急行快特・特急で約20分
「品川駅」から京浜急行快特・特急で約40分
【福浦キャンパス・附属病院】
住所:〒236-0004 横浜市金沢区福浦3-9
TEL:医学部・医科学専攻 045-787-2511
・看護学科・看護学専攻 TEL 045-787-2521
・医学情報センター TEL 045-787-2557
・附属病院 TEL 045-787-2800(代表)
▼アクセス
JR「新杉田駅」、京浜急行「金沢八景駅」よりシーサイドライン「市大医学部駅」下車徒歩1分
【鶴見キャンパス】
住所:〒230-0045 横浜市鶴見区末広町1-7-29
TEL:045-508-7201・7202
▼アクセス
JR京浜東北線「鶴見駅」東口及び京浜急行「京急鶴見駅」前バス乗り場8番乗り場から、川崎鶴見臨港バス鶴08系統「ふれーゆ」行きで約15分、「理研・市大大学院前」下車
JR鶴見線「鶴見小野駅」下車徒歩15分
【舞岡キャンパス(木原生物学研究所)】
住所:〒244-0813 横浜市戸塚区舞岡町641-12
TEL:045-820-1900
▼アクセス
市営地下鉄「舞岡駅」下車徒歩10分
【みなとみらいサテライトキャンパス】
住所:〒220-8107 横浜市西区みなとみらい二丁目2番1号 横浜ランドマークタワー7階
TEL:045-681-7560
▼アクセス
桜木町駅(JR・市営地下鉄)から動く歩道で徒歩5分
みなとみらい駅(みなとみらい線)から徒歩3分
【附属市民総合医療センター】
住所:〒232-0024 横浜市南区浦舟町4-57
TEL:045-261-5656(代表)
▼アクセス
京浜急行「黄金町駅」下車徒歩10分
市営地下鉄線「阪東橋駅」下車徒歩4分
市営バス「浦舟町」下車徒歩1分
理念:教育理念
心を感じ、知を持ち、技を活かし、和を育み、地域を創造する医師を養成します。
春のミニオープンキャンパス:3月4週目ごろ
ミニ説明会:6月2週目〜3週目ごろ
オープンキャンパス:8月3週目ごろ
冬のミニオープンキャンパス:12月3週目ごろ
横浜市立大学医学部の学費
学納金(2023年度)
初年度:855,000円(市内居住者714,000円)
入学金:282,000円
授業料:535,800円
6年間の総額:3,720,000円
その他
施設設備費(初年度のみ):150,000円(市内進学者)、200,000円(市外進学者
実験実習費(1年次は不要):35,000円
横浜市立大学医学部の入試情報
倍率(一般前期):3〜5倍前後
入試日程:2月4週目の土日
合格最低点:得点率69〜76%前後
面接:(面接官3人、受験生1人)10分程度
共通テスト 科目別配点
※横浜市立大学の配点/共通テストの配点
英語:300/200
国語:200/200
数学:200/200
理科1:100/100
理科2:100/100
地歴・公民:100/100
合計:1000/900
2次試験 科目別配点
英語:400
数学:400
理科1:300
理科2:300
面接:段階
合計:1400
横浜市立大学医学部の科目別受験対策・勉強法
横浜市立大学医学部の試験問題の各科目ごとの傾向と対策を記します(2023年現在)。
英語
-傾向-
大問3題。すべてが300~600字程度の長文形式での出題。
全体の6割~7割が、文章中の事項についてその内容や理由を問題で、日本語で解答する形式がほとんど。
難解な単語には英語での脚注があり、英文の難易度は標準程度。
-対策-
記述量の多さから差が付きやすい科目になっている。
簡潔な記述解答は書き慣れることが重要なので、早い段階から対策を始めることが大切。
例年1~2題出題される和文英訳は、比較的易しい傾向にあるため、基本的な構文を押さえ、文脈に即した表現で解答できるレベルまで高めておこう。
数学
-傾向-
大問4題。
大問1の小問集合以外はすべて記述解答になっている。
微分積分など数学Ⅲからの出題が中心で、計算力が問われる問題が多い傾向にあり、二項定理もよく出題される。
数学は年度によって難易度が変動するが、例年1~2題は難易度の高い問題が出題される。
-対策-
頻出問題の多い大問1の小問集合については確実に得点できるよう、まずは基礎レベルの習得を徹底し、そのうえで標準~やや難レベルの問題集をやりこもう。
横浜市立大学の難問は一見見慣れないものでも丁寧な誘導を含む問題が多く、基礎をしっかりと固めることで部分点を狙うことができる。
また、頻出の二項定理については応用問題まで解けるようにしておくとよいだろう。
物理
-傾向-
ここ3年は力学、電磁気、熱力学からそれぞれ1題ずつ出題されており、原子分野からの出題はない。
標準レベルの難易度の出題が中心で、グラフを描かせる問題が多いのが特徴。
字数制限のない問題や、計算量の多い問題も頻出で、ボリュームのある構成になっている。
-対策-
グラフを描かせる問題の対策としては、教科書内のグラフが示す意味について考えたり、演習時にでてきた数式をグラフで表したりしてみよう。
物理現象を具体的にイメージする習慣を確立しよう。
過去の入試と似た傾向の問題が出題されることも多いため、基礎をしっかり固めた後は過去問演習も入念に行おう。
化学
-傾向-
例年、理論化学、有機化学、無機化学が各大問1題ずつ出題される傾向にある。
難易度は高め。特に有機化学では、頻出の構造決定問題においてハイレベルな出題がされる傾向にある。
導出過程を含めて記述させるボリュームのある計算問題が出題され、記述問題も字数制限のないものを中心に9~12第出題される傾向にある。
-対策-
理論化学分野では「化学平衡」を中心に幅広い分野から出題されるので、網羅的な論述対策をしておこう。
また、2019年入試から実験操作の手順についての出題が続いているので、入念に学習しておこう。
計算問題に関しては、日ごろから手を動かして過程を明瞭にする習慣をつけておこう。
論述問題に関しては、添削を受けながら進めるのがベスト。出来れば早めに取り掛かりたい。
生物
-傾向-
化学同様に記述量が多く、300字以上の記述を要する問題も出題される。
難易度が高く、大半が長めの論述で、細かく正確な知識が求められる。
-対策-
難易度が高い問題については差が付きにくいため、基本~標準レベルの問題については確実に完答できるよう対策が必要。
論述問題については、教科書や参考書の文章をもとに、重要事項について簡潔に説明できるようにしておくと良い。指定語句を含む論述問題をはじめ、多様な出題形式において出題意図がつかみやすくなり、スムーズな解答につながる。
また、日ごろから問題演習や授業に取り組む中で、「なぜこの実験方法なのか」「他に方法はないのか」といった疑問を解決していくことが有効な対策となる。
小論文
2023年度「テーマ型」小論文 出題例(一般前期)1000字60分
「指導」において「怒り」が生まれる理由と、「怒り」を伴う「指導」の功罪について、自分の考えを述べよ。
面接
形式
個人面接 10分程度、面接官3人
過去問
◆「医学を学ぶこと」と「医師であること」の違い
◆日本の高齢化社会の現状と、あなたのなりたい医師像について簡潔に
◆認知症の身内に対してやってあげたこと
◆委員会でリーダーシップを発揮したエピソード
◆学校行事でどういった役割を果たしたか
◆長所、短所
◆出願書類の内容について
◆過去に住んでいた国と日本の医療の違い
◆環境が変わった時に苦労したこと
◆理想のリーダーとは、逆に良くないリーダとは
横浜市立大学医学部の倍率
2015年度 3.6倍
2016年度 4.0倍
2017年度 3.6倍
2018年度 3.4倍
2019年度 4.2倍
2020年度 3.2倍
2021年度 3.7倍
2022年度 3.2倍
2024年 横浜市立大学医学部医学科 合格上位高校
聖光学院(神奈川)10人
横浜翠嵐(神奈川)6人
相模原中教(神奈川)5人
麻布(東京)4人
開成(東京)4人
栄光学園(神奈川)4人
フェリス女学院(神奈川)4人
日比谷(東京)3人
渋谷教育学園渋谷(東京)3人
豊島岡女子学園(東京)3人
南(神奈川)3人
浅野(神奈川)3人
桜蔭(東京)2人
逗子開成(神奈川)2人
仙台第二(宮城)1人
仙台二華(宮城)1人
渋谷教育学園幕張(千葉)1人
筑波大付駒場(東京)1人
桜修館中教(東京)1人
国立(東京)1人
国際(東京)1人
吉祥女子(東京)1人
国際基督教大学(東京)1人
女子学院(東京)1人
巣鴨(東京)1人
青稜(東京)1人
田園調布雙葉(東京)1人
東京農大第一(東京)1人
桐朋(東京)1人
安田学園(東京)1人
厚木(神奈川)1人
横浜サイエンス(神奈川)1人
神奈川大付(神奈川)1人
湘南工科大付(神奈川)1人
洗足学園(神奈川)1人
中央大付横浜(神奈川)1人
山手学院(神奈川)1人
金沢大付(石川)1人
山梨学院(山梨)1人
静岡学園(静岡)1人
浜松日体(静岡)1人
藤枝明誠(静岡)1人
東山(京都)1人
洛南(京都)1人
灘(兵庫)1人
東大寺学園(奈良)1人
宮崎大宮(宮崎)1人
鶴丸(鹿児島)1人
2023年 横浜市立大学医学部医学科 合格上位高校
聖光学院(神奈川)9人
桜蔭(東京)4人
浅野(神奈川)4人
栄光学園(神奈川)4人
豊島岡女子学園(東京)3人
湘南(神奈川)3人
横浜翠嵐(神奈川)3人
フェリス女学院(神奈川)3人
筑波大付駒場(東京)2人
学芸大付(東京)2人
麻布(東京)2人
柏陽(神奈川)2人
南(神奈川)2人
横浜サイエンス(神奈川)2人
桐蔭学園(神奈川)2人
桐光学園(神奈川)2人
クラーク記念国際(北海道)1人
北嶺(北海道)1人
ぐんま国際(群馬)1人
栄東(埼玉)1人
昭和学院秀英(千葉)1人
筑波大付(東京)1人
桜修館中教(東京)1人
立川(東京)1人
戸山(東京)1人
海城(東京)1人
光塩女子学院(東京)1人
晃華学園(東京)1人
国際基督教大学(東京)1人
芝(東京)1人
順天(東京)1人
世田谷学園(東京)1人
玉川学園高等部(東京)1人
東京都市大付(東京)1人
川崎・市立(神奈川)1人
相模原中教(神奈川)1人
神奈川大付(神奈川)1人
公文国際学園(神奈川)1人
湘南白百合学園(神奈川)1人
逗子開成(神奈川)1人
桐蔭学園中教(神奈川)1人
横浜雙葉(神奈川)1人
岐阜(岐阜)1人
韮山(静岡)1人
浜松北(静岡)1人
四日市(三重)1人
白陵(兵庫)1人
大分東明(大分)1人
鶴丸(鹿児島)1人
ラ・サール(鹿児島)1人